SIMMONS SDS-V メンテナンス受付中 | Vintage Five State

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30年の実績 ビンテージシンセの修理とオーバーホール

当店での、SIMMONS SDS-V メンテナンス

 

SIMMONS SDS-V

 

 

80年代のエレクトリックドラムといえば、ほぼ、SIMMONS SDS-Vです。

今聞くと、サックスと同じように「80年代」を感じさせるドラムサウンド。

 

海外だと、カルチャークラブ、日本だと、YMOの散開ライブ、C-C-Bのドラムなど、当時のヒットアルバムには必ずと言っていいほど、「SDS-V」の電子的なドラムサウンドを聞くことができます。

 

 

SDS-Vは、現在のユーロラック・モジュラーシンセと同じように、ラックケースにドラム音源をモジュールとして搭載。

 

それぞれのモジュールが、シンバル以外のKICK、SNARE、TOMなどのインスツルメントの音を出します。

 

基板

不思議なのが、SDS-Vのドラム音源回路の基本的な構造は、モジュラーシンセと一緒なのですが、出音が太いこと。

 

他のメーカーのクローンも多数出ましたけど、「音の太さ」はSDS-Vに全然かないません。

 

 

当店では、SIMMONS SDS-Vのオリジナルサウンドを尊重して、部品を選定してメンテナンスをしています。

 

1)パネルのスイッチとボリューム

   パネルの分解がやりにくいですが、スイッチとボリュームの接点洗浄と保護処理を実施

   グリスを入れて、新品同様のスムースさ

2)接点復活

   ドラム音源の配線の接点を洗浄して、音程ズレとフラつきを対策

3)オリジナルサウンドの維持と確認
    SDS-Vらしい音を維持するために、オリジナル型番部品の使用とサウンドチェック

   30年のビンテージシンセ修理業務で、7台以上の SDS-Vの音を聞いてきました

 

 

プロ用スタジオモニターのGENELEC1032Aで、ビンテージシンセと各種エフェクターやマイクプリをサウンドチェックしてきました。高音から低音まで、特徴を把握しています。

 

 


 

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修理風景

 

業務30年で、細かいものを入れれば、修理実績5000件超! 

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