過剰反応 | クラブ脱皮・麗しきネタ人生・精神的貴族生活

クラブ脱皮・麗しきネタ人生・精神的貴族生活

毎日が退屈? いえいえ、ちょっと視点を変えたら、ネタはどこにでも転がっています。
辛いことが起きた? 一旦嘆いてからそれをネタにしてしまおう。
そうやって、「器の小さな自分」から脱皮していこう。
貴族は生まれてきた星。 精神的貴族になるには自分の手で。

「明日の朝は、コーヒー飲みたかったらスタバに行ってね。 いつもの僕のカプチーノは作らないから!」


と、清清しく「作ってやんねーよ」宣言をした夫のラミ子。

「そのココロは!?」

と問うたらば、

「友達と早朝からバイクライド(チャリンコ遠乗り)するから」 だそうで。

ふ~~~~~~~ん・・・・
ま、いいけどさ。作ってから出かけるっていう選択はないわけ?
ない?、あ、そう。
$5札まで渡されて、「これで自分で飲みにいきな♪」だって。 
けっ。

そして翌朝。

ぷぷぷ・・・・
カリフォーニアにしては珍しい大雨。

起きてキッチンに行ったら、ラミ子が寂しそ~~な後姿を見せながらカプチーノを作ってました。


いえーーーーーい! スタバまで行かなくて済んだ~~♪
ぶぁはははは!!!


はーーー、雨でよかったーーー!と、カプチーノをのみ終えて自分の部屋に行く途中・・・フとラミ子の部屋を見たら。



うっ・・・・

本当に楽しみにしてたんだね、ラミ子。
こんな子供の遠足前のように、着るもの用意までして・・・・

これを見たら、じわーーーんと涙が出てきましたよ。

そっか・・・雨で残念だったね。
きっと来週末は晴れるよ。
なんだかイジラシクなって、ラミ子のいるキッチンに戻り、柄にもなく改めてお礼を言いました。

「カプチーノ、ありがとう。本とにラミ子のカプチーノは最高♪
いつも作ってくれてありがとね

「いいえ。どういたしまして





あ、そうそう。昨日渡した$5返してね。」



「はっ!? いやそれ別の話だから!もらったもんだから、もう!」

「いや、使わなかったんだから返して!」

「なに言ってんのよケチンボ!」

「か・え・し・てーーーー」

「やなこったーーーーーー!!」


せっかく母性本能くすぐられたちゅーのに、あやうく本気で喧嘩になるところでした。
あ、でも$5は返さない♪