ナパで泊まったホテルは3階立てで、中庭とか色々とビノを連れ出す場所があった。
でも、サンフランシスコのホテルは、ダウンタウンのド真ん中。部屋は27階なので、ビノを一々トイレさせに下まで降り、3ブロック歩いて公園まで連れていかなきゃならんかった。
部屋からの眺めはいいけど、こりゃ~面倒だったわい。
んがしかし。
そんな面倒さは、翌日のランチに比べたら屁でもないのだ。
ラミ子のおっかさんと、妹家族達、総勢12人がまた集まった。 前夜のディナーから抜けたのは、たった一人。仕事の為に不参加。
その抜けた一人が、ラミ子の家族で唯一、
「箸を使ったことがある」 人物であった。(ラミ子以外)
他は、点心も始めて。箸ももったことがない正統派毛唐一家なのだ。
つか、今時の毛唐は箸を使いこなし、アボガドやクリームチーズの入った巻物を「スーシー」とか言って食べるんじゃないのか!??
ラミ子以外は、ほんっとに東洋に縁がないのだよ。とほほ
で、ワシはラミ子に言われて「チャイナタウンでトップ」なる点心の店を探し出し、
御のぼりさん達を連れていきました。
ナニを食べるか、は全部ワシにお任せされた。責任重大である。
ワシは無難はものをチョイスした(つもり)。
しかし、箸も持ったことない方々ですよ? 一々、ビビリながら口に運んでいますな。
つか、一個の餃子を食べるのに、ツルン、グチャ、っと何度も落としたりしてエライ時間がかかる。見てらんねー。
そして! 前夜も閉口したけど、みんなお喋り。 ワシはなーー、一人の話を聞くだけで精一杯なんじゃ! あちこちから同時に色々話しかけるな、つーの。
そんでもって、中国語でナンか言っているウエイトレスを指差し、「彼女、なんていってんの?」てワシに聞くなっ!!
・・・てな気持ちにバフっと蓋をし、ニコニコ笑って事なきを得ましてよ。
食後は、チャイナタウンをぶらぶら’散歩したい、というラミ子の家族とご一緒するところ、
こ、コンタクトが・・・!!
目が痛くてたまらんからホテルに戻らなきゃ!!
と、ブッチ切って別れました。 (本当に痛かったんだよう・うひひ、本当だってヴぁ)
午後遅くからはビノを連れてお買い物。
う、ウニクロがあるぅぅぅ~!(南カリフォーニアにはまだない)
と、ヒートテックを買い捲り、隣のお店でも買い物三昧して夜は更けたのだった。
あ、チロリさん。 母からテキストがきたよ。
明日の朝、出発前に朝食を一緒に・・・
駄目ですっ!
そんな時間はありません
・・・・・だよね。
うん、断る。 とテキスト打っているラミ子を見たら、なんだか可哀想になって、つい、
6時半に待ち合わせしよ?
って言ってしまったワシだわい!
きぃぃぃーーーこの口がっ!!この口が憎い!!