ホメオパシーのレメディーは
植物や動物、虫、鉱物(ミネラル)など
この世に存在するあらゆるものから
作ることができます。
そして地球は
多くの鉱物(ミネラル)でできている
といっても過言ではありません。
その鉱物(ミネラル)を
単一の元素に分類し表にしたものが
元素の周期表です。
学生の頃必死に暗記した人も
いるのではないでしょうか。
しかしこれが
人生のどこで役に立つのか？
疑問に思っていた私ですが
ホメオパシーの世界では
実に面白い展開が待っていました。
それを発見したのはオランダのホメオパス
ジャン・ショートンです。
鍼やホメオパシーなどの代替医療を学んだ
多角的な視野を持ったホメオパスです。
ジャン・ショートンは
元素から作られたレメディーが
人生を18の段階に分け
さらに水素、炭素、ケイ素、鉄、銀、
金、ウランの７つのシリーズに分類すると
そこに相関関係がうまれ
それぞれにテーマがあることを
見つけ出しました。
水素=Hydrogen ハイドロジェンです。
ハイドロジェンのレメディーは
「自分は存在するべきか
存在するべきでないのか」
というのがテーマがあります。
つまりこの世に生まれるべきか否かを
問うているのですね。
ですから魂的には
こっちの世界より宇宙側に近いようです。
水素という物質はとても軽いので
地に足がついていないような印象が
あるかもしれません。
なぜ自分は生まれたのか
何のために生きているのか
など
真理を探求したいという思いが
強くある一方で
時間と空間の感覚が薄いので
ぼんやりしてしまい
自分の居場所が分からず
混乱しています。
ですので
精神の病に陥ることもあります。
魂と身体が別々の感覚があり
本当は１つになりたい。
という思いがあるようです。
これはちょっと分裂ぎみですね。
受胎に関係する。と記してあるので
もしかすると
お母さんの胎内に宿る時に
何らかの迷いのようなものがあった・・・
ということかもしれません。
(これは私の想像ですけれど)
例えば生まれる前に
ひじょうに困難な人生のプログラムを
組んでいるとわかっていたら
どんなに強い魂の
チャレンジャーだったとしても
一瞬迷いが生じることだってありそうです。
この世に生を受けたばかりの赤ちゃんが
生まれてすぐ母親に拒絶される。
というような
ハードな物語であるほど
飛び込んで行くには勇気が必要です。
しかしながら
そこでしか学べないと腹をくくった人は
何が何でも生まれて来られ
この世で懸命に生きていらっしゃるんだろうと想像しています。
世界から切り離されてしまったように
感じている部分があり
裏切り、批判などによって
孤独になっていき
最終的には人生を止めたくなります。
どちらかというと
メジャーではないレメディーですが
人間の根幹を考えさせる
とても大きなテーマをもっています。
水素のレメディーは
生きづらさをもつ発達障害のお子さんなどに使われる事が多いですが
人生の中で迷子になってしまったような
大人のケースにも選択されると思います。
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