いよいよ明日が衆議院選挙の投票日だ。

とっくに期日前投票を済ましているので

個人的にはもう終わっているわけだが、

ちょっと気になることがある。

それは選挙ポスターだ。

京都府第6区は各政党から5人の候補が立候補している。

候補者全員男性の残念選挙区だが、

掲示板の前に立って、

この候補は悪党面だな、きっと何か悪いことをやってるに違いない、とか、

気が弱そうな男だなとか、

あまりにも気のよさそうな笑顔すぎる、加工してるのかな、とか

勝手に妄想をふくらます楽しみはある。

そのうちふと、

政党の字の大きさが違うことにふと気がついた。
 

Y氏のポスターの

「立憲民主党」の文字だけが極端に小さい。

右隅に小さくY氏の黒髪をバックに白い文字で書かれた政党名からは、

一応政党名も載せときますね、載せないと何かいわれそうなんで、

というつぶやきが聞こえそうである。

朝日新聞ではたしかY氏がリードという記事が出ていた。

政党名はべつにそれほど強調しなくてもオーケーです、という感じかな。
 

逆に大きいのは日本共産党と参政党である。

右下に「比例は日本共産党」、「比例も参政党」と

ちょっと小さく比例もアピールしている。

でも、なぜ「比例は」なんだろう。

「比例は」だと

小選挙区はもう半分あきらめてる感が

出てしまうように思うが。

リベラル派だけど共産に全部ぶっこむのはなあ、

なんて考えている層を意識してるのか?
 

大きさがちょうど真ん中なのが「日本維新の会 公認」だ。

「公認」の文字はちょっと小さいけれど赤だ。

そしてこれだけが縦書き。保守っぽさをアピールしているのか。
「自民党 公認」は右上で「自民」は緑色、

「公認」は二段目で緑の地に白抜き。

まあ裏金問題とかいろいろあったから、

こちらが立憲並みの小さな文字にするといかにも、

自民党ですみません、と言っているみたいなるだろう。

ちょっとネタにされそう。

このあたりがちょうどいい大きさかな。 
 

それから気がついたのは、

5人とも姓がひらかな、名前が漢字になっているということだ。

民党候補だけはていねいに

氏名の右に漢字の姓とひらかなの名前が添えてある。

まあたしかに読み方が分かりにくいとか

勘違いしやすい名前とかけっこう多そうなので、

音で覚えて投票所で文字を確認、

というパターンが多くなっているのかもしれない。


全国の選挙ポスターを集めて分析すれば,

そして過去のポスターも調べれば

面白い事実が浮かび上がってきそうだ。

新書版の本が1冊書けそうである。

 

選挙結果が出たー!
京都6区の当選者はY氏こと、山井和則氏、なんと9選。
朝日新聞(10月28日朝刊 京都版)によると
(名前の表記はポスター通りとしました)

政党        氏名            票数
立憲民主  やまのい 和則    97,542
自民    そのさき 弘道    65,152
維新    なかじま 秀樹    38,590
共産    かみじょう 亮一  21,405
参政    あんどう 裕      20,480
  
お気づきだろうか?
字が小さい順に票が多い!
結論:政党名は小さいほうがいい。
ホントかな。