「英会話学習より初めて、
失職した知事に捧ぐべきリンカーンの名言に及ぶ」
(9月26日)では
ムック本『杉田敏の現代ビジネス英語』を紹介しました。
そこで「Great Resignation(大量退職時代)
Great Shuffle(大再編の時代)といった
時代の動向を象徴するような語彙などを
教えてもらえる点がたいへんありがたい」と書きました。
今日紹介したいのは
洗濯をしないか洗濯を控えめにする運動
the no-wash or low-wash movement
です。
(以下『杉田敏の現代ビジネス英語 2024年秋号』
p.96~p.102参照。 一部英文を改めました)
なぜ洗濯回数をできるだけ減らそうとするのかというと
服を清潔に保つために頻繁な洗濯は不必要。
Frequent laundering is unnecessary
for keeping clothes clean.
洗濯しすぎると
水とエネルギーを浪費するだけでなく
服が傷むのも早めてしまう。
Excessive washing
not only wastes water and energy
but also wears out garments faster.
従来の洗濯洗剤に含まれる化学物質は
人間にも環境にも有害である。
The chemicals found in traditional laundry detergents
are harmful to both us and environment.
倹約のため洗濯をしなくなった家庭が
アメリカでは増えているそうです。
最初に洗濯しないトレンドno-wash trendを広めたのは
デニム好きDenim fansだったそうです。
洗いざらしのジーンズが好まれているのかと思っていました。
意外です。
どうやって始まったのか?
パンデミックの時代に、
多くの人が髪を洗う回数を減らした。
そこから、個人の衛生面や家事面など
ライフスタイルの見直しへと発展していった。
あまり外出もしないから髪も洗わなくていいじゃないか、
ということですかね。
これも意外でした。
洗濯しないと服は臭うんじゃないの?
臭くなる前に何回服を着られるか驚きますよ。
You'd be surprised
how many wears clothes can go without smelling bad.
この英文を見てちょっと私はとまどいました。
あらためて辞書をひくと
wear [名詞] 着用、使用
go [動詞] (ある)期間続く 持ちこたえる
という意味で理解するのがよさそうです。
直訳すると
服は臭くならずに何回の着用に耐えられるか、
あなたは驚くでしょう。
臭くならないなら洗濯する必要もないし、
服をきれいにするには全体洗い以外の方法もあります。
染みのある部分だけを洗う。
服が湿っている気がするなら外へ干すこともできるし、
服を冷蔵庫に一晩いれておくと、
爽やかさを保つこともできる。
We can also hang clothes outside
if they feel spongy,
and keep them fresh
by putting them in the fridge overnight.
これも意外でした。「冷蔵庫 洋服」で検索すると、
「冷凍庫作業着」などが出てきました。
猛暑の頃、
洗濯済みのTシャツを冷蔵庫で冷やして
着ていた人ならいるかもしれませんね。
洗濯する代わりに冷蔵庫に洋服を突っ込んでた
という人がいたら投稿お願いします。
