『窓からアレーヌが見える』ローマ遺跡の残る場所 | PARISから遠く離れていても…

PARISから遠く離れていても…

わが心の故郷であるパリを廻って触発される数々の思い。
文学、美術、映画などの芸術や、最近では哲学についてのエッセイなども。
時々はタイル絵付けの仕事の様子についても記していきます。

今は亡き、版画家で小説家の池田満寿夫が自らの小説を脚本&監督した映画

『窓からローマが見える』

深い意味はないが今回のタイトルにピッタリなので少し捩ってみた。

 

滞在先のホテルについては以前に記したので割愛するが、

隣接したアレーヌ(リュテス闘技場)について今回はお届けしようと思う。

 

 

ホテルのすぐ隣にアレーヌへの専用出入り口があり

扉の奥まで進むと…

 

 

ここから先はぜひこの映画の主題曲ポール・モーリアの

美しい音楽を聴きながら読んで頂ければと思う。

 

 

 

目の前に拡がったのはこのような景色だった。

 

何かゲームかスポーツでもやっている感じなのだがお分かりだろうか?

チョキ「もちろん!」

そう答えられた方はかなりのフランス通。

これは1910年にフランスで発祥したペタンクという球技で

―小さな目標の球めがけて重い金属製の球を交互に投げ合い、

時には相手側の球に当てて飛ばしたり味方の球に当てたりと

より近く球を近づけることで得点を競うという競技―

一見簡単そうに見えるが実は奥が深いらしい。

どうやら中年世代のオジサマたちに人気のようで、

少年たちはサッカーの練習かボールを蹴り合って遊んでいた。

目標にいかに近づけるかでは最近「陸上のカーリング」と言われたりもしている。

 

もっと詳しく知りたいと興味を持たれた方はコチラをどうぞ。

https://www.asahi.com/articles/ASK5T5F37K5TUBQU018.html

 

因みに私の泊まった部屋は最上階の左から2番目あたりだったかと。

 

朝晩にこれらの景色を居ながらにして眺められる素敵な部屋。

しかしそこに落ち着くまでにはそれなりの苦労があって…。

未読の方はぜひ以前の記事を→コチラ

 

 

観覧席で思い思いの時をゆったりと過ごす人々。

紀元一世紀のローマ遺跡も有効に活かしきるのがPARISという街。

 

 

 

 

別の日にアレーヌの裏側から外をぐるりと回ってみたら

 

 

PLACE MONGE駅

なんとメトロの駅と隣接していることを知り驚いたびっくり

ずっと利用していたホテルの最寄り駅よりも近い!!

 

まさに灯台下暗し!!

 

 

右差し次回はアレーヌ界隈のとっておきのレアな場所をお届けする予定です。

 

 

 

よろしくお願いします

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