アルザス日記
今日も
いつものカフェで
勉強中
勉強と言う年齢ではないのですが
この歳で好きな勉強を
こうしてできるのは
有難い事です
これも一種の幸せなのかもしれません
今日はフランス祝日なのですが
月曜お休みを取った
うちの同居人が
実家に帰ってしまい
1人のんびり過ごしていました
いや、1人だと
音も気にせず
好きに起きて
好きに寝て
大声で歌っても大丈夫なので
便利ですね。
なんて考えつつ
フランス滞在も
ヨーロッパ滞在も
人生半分以上になり
「ヨーロッパが合っているのか」
と言われると
実はそう思っていないんです
よくフランスでも
「フランスにずっと住みたいです！」
「自分にはフランスが合っています。」
と言う方にお会いしますが
個人的には実がそう思った事が
一度もありません。
逆にどこにも落ち着かない
遊牧民体質で
やる事がある所に移動する
と言う生活です
まあ大抵は学校の関係などで
移動を繰り返しています
今も大学院の関係でフランスですが
これが終われば
「次はどこ？」
って考えているくらいです
フランス嫌いではないですが
大好きではないです
アルザスは住みやすと
思っています
ここは長いので
地元愛は生まれていますが
どこに行っても
ここに住めるのか？
を考えてしまう自分がいます
だから旅行も苦手で
住みに行ってしまい
滞在型の旅や仕事
(アパートを借りる、自炊する
地元の人と遊ぶ)
と言うことばかりしています
リゾート的な旅行がしたく
バリ島に行った事があるのですが
そこでも最後は現地の人の家で
お茶を飲んでいました
なぜそうなるのか
本当に分かりません
モロッコに行って
砂漠ツアーに参加しても
なぜかドライバさんのアシスタントにされ
「はーいみなさん、
ここで20分トイレ休憩です。」
なんてやっていました
そう言うへんな特技があります
話がそれてしまいましたし
あまりこう言う個人的な事も
書かないようにしているのですが
(だって誰も興味がないでしょう…)
実は
同居人が実家に帰ってしまい
この四日間ほぼ
誰とも話していないんです
英語を読み
フランス語を書き
横で日本語Youtube観る
と言う生活をしています。
特に
日本のドラマ観ています
そんなわけで
日本の芸能人も詳しいし
ドラマはかなり詳しいです
おかしなフランス生活です
実は全然フランス文化に
精通していないかも
しれないです
大学院生
って実はこんなものかもしれません
そして
これだけ人と関わらないでいられたら
かなり元気になりました
現地の人に混じれる能力があるようですが
1人が気楽なようです
先日も担当教官に
「生活は？」
と聞かれましたが
季節労働者的に
仕事をしているので
ちゃんと生活できていますし
カフェと毎日の食料とかだけなら
そんなにお金もかからないし
先生にも
「論文書いていたら家か研究室に籠るだけなので、お金使わないです。」
と言ったら
まあ、納得されていました。
そうなんです
そんな生活なので
それじゃいけないと
マルシェに行ったり
ワイナリー行ってみたり
カフェも
家から出る口実で
これで今日も何かした
と言う気持ちになれるからです
こう書いて行くと
かなりヤバい人な気がしてきます
でも
博士課程の(文系の)
学生なんて
きっとそんなものです…
