前作は24年前。ローマ時代の剣闘士を描くというので、珍しいので見にいったら、ホアキンフェニックスの皇帝が気に入ってし締まって、以後ずーっと彼のファンになったという作品。
当時はまだ珍しかったCG。CGシーンになると、画面が急に暗くなってしまって、発展途上の技術だった。その後、あっという間に上がった技術の水準が隔世の感。どこまでが実写で、どこがCGなのか、全くわからない。
今回の第二弾は前作とそっくりな作品で。もちろん、俳優も違うし、ストーリーも違うのだけれど、同じ監督というだけあって、二卵性双生児みたいな感覚があった。
今回のストーリーは生き別れの母と息子。偉大な父の後を追う息子という家族愛がメインではありますが、構成が似ているのだね。サイコっぽい皇帝。不死身の主人公。美しい王妃。血みどろの格闘。非人間的な扱いの剣闘士たち。リアルなコロッセウムの内部や外観。幕開きの海戦シーンは今回独自ではありましたが。
血なまぐさくって、マッチョで、ゲンナリするのだけれど、先がわからない素早いストーリー展開が、飽きさせない。大がかりで、物量感たっぷりの画面に引き込まれる。リドリースコット監督の円熟の技であります。
デンゼルワシントンが大活躍、ずいぶんスリムになったけれど、悪役かよい役かわからないところがツボでありました。