本田千晃さんというバレリーナのyouyubeを、3年ぐらい前からフォローしていました。去年までスロバキアのバレー団に所属していて、外国でのバレリーナ生活の映像やちあこさんのおしゃべりが面白くて、見続けていました。

 

 おかげで私もKバレエなど見に行ってみたりするようになりました、

 その千秋さんが昨年日本に帰国してスターダンサーズバレエ団に入団して日本で踊っています。

その彼女が昨年の夏、プロデュース公演を立ち上げました。国外で踊っているダンサーそれも、ソリストやプリンシパルの方々を集めてのバレエ公演です。その行動力に感心しました。

 一日一回だけの公演ですが、一人のバレリーナさんが劇場を借りて、チケットの手配して、興行を打つ。すごい企画力、実行力だと思います。

 

 昨年は大阪で開催して大成功。今年は東京の葛飾で公演「白鳥の湖] 

 今回の企画で画期的なのはこの白鳥のコールドを一般公募して、レッスンして、舞台で踊ってもらうというもの。オーディションから18名&アンダー数名を選ぶ。下は中学生、上は40代、会社員や、学生さんから、主婦やら様々のバレー経験者たち。

 5月からのレッスン風景をyoutubeで配信。10回くらいのレッスン場面を見続けていて、アマチュアの皆さんの踊りが、ちあきさんの指導の下どんどん上達していく過程がスリリングで、映像公開が待ちきれなくなっていく自分がいました。

 メンバーの家庭訪問やインタビューもあって、次第にメンバーに親近感が増していきました。なので、本番近くのお稽古ではきれいににそろってきていて、涙がジワリでした。

 

 そして8月6日本番、プロの出演者の方々のダンスはそっちのけで、ひたすらコールドを見つめてしまい、見事にそろった腕の振り足の運びに胸があつくなる連続。一時間余りのダイジェスト版でしたが、終わって幕が再び開いてコールドのみなさん、勢ぞろいしてのご挨拶。会場は大拍手。

 

 Youtube見たことで、会場に足を運ん方沢山いたと思います。コールドの方々はカーテンコールで泣いていらっしゃいましたね。こちらもよかったあ、の涙でした。

 コールドの皆さんはこの舞台や、レッスンの日々を一生忘れないでしょうね。ちあこさん、すごくお痩せになってしまったけれど、素晴らしい企画を立ち上げたと思います。