私は初演見ちゃった派なんですね。まさに、青春のど真んで邂逅しました。

 月組の初演、やんやの拍手喝采で迎えました。フェルゼンは大滝子(今スキャンダルで悲しいです)アントワネットは初風諄、漫画で感激したオスカルとアンドレのお話は傍系でした。「今宵一夜」はなんと、麻生薫アンドレと、榛名由梨オスカルは銀橋でセリフだけだったんです。オスカルはベールをかぶっていました。それに、お二人ともドスコイ体形だったので不満を残して帰りました。植田さんは、フェルゼンとアントワネットの恋物語を描いたのですね。

 

 しかし、ベルばらファンの嗜好を読み違えて、上田さんは反省したのでしょう。次の花組版は、まさしく今のベルばらでした。

大満足して、通いましたね。やっぱり榛名さんは太目だったけれど。歌もいろいろ増えて見ごたえありました。

 

 次に大劇場で雪組版。東京では上演ないのではと、疑心暗鬼になり、はるばる大劇場遠征。ターコさんさんアンドレの美しさ、一生懸命さに涙しました。すで人気あったけど研6だったんですよね。

 あの時からだと思うんだけど、先に死んだアンドレが銀の馬車で、迎えに来るシーンが始まったのは。帰りの新幹線では夢心地。東上しないと思って遠征したのだけれど、しっかり東京公演ありました。

 

次が鳳蘭さんのフェルゼン編でしたかね。「馬車で駆けつけるシーン」に胸弾ませました。

 

第二世代も見ているのだけれど、あんまり強い記憶がないのであります。役替わりとか、他組のゲスト呼んだり、いろいろあって、天海祐希さんのアンドレとか、印象にあるんですけどね。

 

コムちゃんのお人形みたいな空飛ぶオスカル、壮一帆さんの凛々しいフェルゼン、女っぽいなめさんのオスカル、今回かなめオスカルずいぶんと女性ぽいなあと改めて思いました。

 

 ベルばら45を見ていたので、今回は配信で良いかでと、思ったのですが、やはり、第一世代の方々がでていらっしゃると、涙、なみだ、涙がこぼれて止まなかった。一緒に生きてきたんだねと言う思い。

 

 なんだろ、ベルばら見て幸せだった自分と重なるんかね。そして、今も宝塚を見続けている自分。

いろんな思いが押し寄せてきくる。飽きた、歌舞伎だ、古臭いと言いつつも、パソコンの画面みて一緒に拍子とって歌っている自分。50年続いてきて感謝。

 雪組版も見るぞーい。チケットとれるんか。