野口幸作さん渾身の作品で、ノリノリのお祭りショーでした。非日常のお祭り、リアルではない世界が展開され、各グループの登場から衣装、ダンス、背景から映像、隅々まで、演出者のこだわり満載、野口さんは宝塚でhigh&lowを作りたかったのでしょうね。かっこいい宝塚!大成功かな。
次から次へと出てくるヤンキーのお兄さんやお姉さん、いつもの宝塚とは雰囲気が全く違って、眼が、心が弾みました。ファッションショーのステージみたいでしたね。
お話はなんというか、しょっぱすぎ、甘すぎて、恥ずかしいくらいなんですが、各groupを結びつける紐みたいなものと思えば、まあ、良いのでっはないかと、許してしまうけれど、もう少し考えてくれてもよかったですけど。
生徒の皆さん上級生から下級生までもがもう、楽しんでいる感じが伝わってくる。個人の創意工夫が生かされた感じで、娘役さんの、普段は絶対にみられないヤンキー化粧や、髪型は笑顔になります。男役さんもね。
他の組も、この作品やりたがるかもね。なんせ、演出のこだわりがあっても、自由な雰囲気があふれでていていました。
もう少し笑いがあった方がいいと思うんだけどね。
ジェンヌさんたちはタフだしすごい表現力秘めてるんだと改めて感心したですが、皆様、頬がゲソゲソにコケていて、劇団の方、もう少し,二回公演減らしてあげてください。健康を考えてあげて欲しいなあ。