ミュージカルではなくて、音楽劇なのね。メンバーを見て、てっきりミュージカルだと思い込んでいたので、幕開き、シェークスピアの戯曲そのままの台詞が続くのでびっくりでした。歌はヒッピー吟遊詩人みたいな伊礼さんがほとんど歌って、ジュリアンさんと入江さんが少し歌ったかな、それくらいでした。

 あとは、幕が降りる寸前、ロザリンドの柚希礼音さんが、びっくりのお歌披露、ふつうはロザリンドが客席に向かって、独白するところなのだけどね。凄いサービス演出が嬉しかったです。

 

 「お気の召すまま」は駄洒落、掛詞、屁理屈、まあ、おかしなレトリック満載で、俳優さんは大変。皆さん、もう少し朗誦の技術があればとも思いましたが、皆さん立派にこなしていました。

 

 深刻な 内容ではないので、見どころはオーランドの男女の入れ替えと、祝祭性とう言うか、楽しきかな人生という、生の喜びを歌うところかな。その意味では、凄く楽しい仕掛けがいっぱいで、幸せ感があって、楽しかった。特に、子供ちゃんたちがいっぱい出てきて小羊になるのが以外で、愉快で、凄いアイディアだわ。16人も出てくるのですよ、舞台が和むのよね。

 

宮廷のスーツ姿と、森の中のヒッピーコロニーの対比が愉快でした。舞台がキレイで、しかも品格があるのね。ヒッピーなのに、小汚くなくって、お衣装がスーツもヒッピー姿も素敵。

 レオンさんは、やはり、ジーンズでカウボーイハットの男装が素敵、かっこよくって、しかも愛らしい、楽しいキャラクターを生き生きと演じていました。