クエンタンタランティーノの映画なんて、暴力、残酷、血だらけなのは、分っているのに、見てしまった。
それは、久しぶりにジェニファジェイソンリーが出ていたから。そう、彼女のファンだった時期があるのです。おまけに、アカデミー助演女優賞候補だと聞けば、見てみなくっちゃ。
映画の最初、目の周りに青あざ作った殺伐とした雰囲気の彼女、うわー、やはり、見なければ良かったと思ったけど、最後まで見てしまった。
血みどろで、汚無くって、ものすごく生理的に受け付けないんだけど、見てしまった。
この作品、リアルな暴力描写で、嫌なんだけれど、ユーモアがあるのね、そこが、ただの暴力映画と違う、タランティーノの魅力で、格調とは言いたくないけど、そんじょそこらのB級映画とは違うぜ、という心意気、技術がある。
みっしり積もった雪、荒れ狂う雪、風景描写は、お見事、寒さが実感される、リアルさ、手練れの技です。
俳優も、余裕があって楽しんでいる感じ。皆で、映画を遊んでる、まあ、大人の味わいがあって、映画全体に風格が漂う。
心憎いのは、リンンカーン大統領の手紙を絡めていいるところ。、自由の国アメリカの象徴みたいなリンカーン、アメリカ人には、右も左も関係なく胸がキュンとなってしまうのでしょう。
そして、女優が賞をとるには、娼婦か、ジャンキーを演じれば良いというのに付け加えて、美貌を汚した、あられもない体当たり血みどろアクションもポイントになるのだわね。残念、他の女優に持っていかれてしまったけど、やはり、鼻血だして、汚い言葉の連発は、選者の教養が許さなかったのだろう。
それにしても、はやり、ジェニファジエイソンリーは、素敵な女優だと、再認識しました。