昨夜は帰って来てすぐに書いたので、概況を急いで書いた感じなので、今日は、もう一度、振り返ってみたいです。


 先ず、舞台つくりが、さすが、小池さんと言う感じ。

 三日月型の半円形のメイン舞台。その後方に、川の字の形に三本の坂道、行きつくところの高い位置にテラス。出入り口が客席へも含めて、八か所もあって、そこを俳優が出入りする。スピーディで、ドラマチックな世界を作り上げる土台で、成功の基盤因子。


シシイとフランツの出番分担も良く考えられていました。。

 初々しい少女期・・花総まりー若々しい線の細いフランツ、涼紫央  

 子供を取り返すなど、強いシシイ・・・白羽ゆりー板挟みで、打ちひしがれる夫、高嶺ふぶき

 苦悩に満ちた中年から死まで・・大鳥れいー悲しみと、諦念の皇帝、初風緑。

 


各トートの感想。

 春野寿美礼さんは、妖しい妖怪と言う風で、歌唱もキラキラする高音がこの世の人間ではないという感じ。

 紫苑ゆうさんは、「最後のダンスは俺の者・・・」なんて、強がっていますすが、白羽シシイに拒絶されると、オタオタと狼狽してしまう、人間ポイトート。

 姿月トートは傲慢で、S風、力任せにねじ付されそう。強い白羽シシイと「私が踊るとき」、渡り合っていました。

 彩輝直トートは、硬質で、冷たさは一番。冷酷にルドルフを死へと追いやっていく。ラストの、昇天も、笑顔はないんですね。勝ち取ったという、安堵感と言う感じでした。

 それぞれに渾身のトートで、一度に見られて正に、DREAMでした。


 東宝も宝塚もルドルフは、年齢設定が、実際よりも若いですよね、本当は31歳で子持ちで、お酒と薬でボロボロな皇太子なんですけどね。

 そんな中、コムルドルフは一番若い感じ、だけど、そこが、ファンとしてはかわゆくていいんですわ。暴動で芋虫みたいに蹴飛ばされて、ゴロゴロ転がるシーンが見たかったなあ。バッサリ髪の毛を切って、分け目が、白くきっちりとついて、ルドルフにかける思いが伝わってきました。

 

 わたるルッキーニは、騒々しくって、やたら明るい。高島ルッキーニみたい(彼に代わって帝劇で演じてほしい)もっと、屈折している方が好みだけれど、お祭りのガラコンでは、この明るさが心地よいです。

 

 まあ、期待していた以上に楽しく、感動的な「エリザベート」でした。