ニューバーレスクという言葉を初めて知りました。
今回の映画、もっとも短く紹介すると、落ちぶれた元テレビのプロデューサーが、興行師となって、ストリップダンサーを引き連れてフランスの地方をドサ廻りして歩くという物語です。
この、ストリップダンサーというのが、ちょっと、説明がいるのです。
今、現在の日本で、ストリップというと、踊りよりも、全部脱いで、陰部を見せたり、いわゆる本番をしたりというもの(だと、思います)。
バーレスクショーというのは、そうではなく、メインはコミカルな要素をたくさん入れたセクシーな踊りで、ぎりぎりまでみせるけれど、全部は脱がない。大人のためのエンターテイメントショウといった感じのものなのだそうです。
大昔に「バーレスク」と言って流行ったものがショーアップされ、最近、アメリカを中心に興行がなされ、人気をあつめているのだそうです。(日本でもあるのだそうですが、聞いたことがない)
そういうニューバーレスクショーというものを知らないで、映画をみていたので、「ふーん、こういう感じの出し物って、あるんだあ」と、何となく正体つかめずにすっきりしない感じでした。
あらかじめ、「ニューバーレスクショー」について、解説を読んでいれば、よかったと思いました。
そこで思い出したのが。ちょうど一年前にクリスティーナ・アギレラとシェールの「バーレスク」という映画です。このブログでも、感想書いています「。バーレスク」って、お店の名だと思っていたのです。無知でした。
で、今回の映画、トラブルでテレビ界を追われた元敏腕プロデューサーが、再起を果たすべく一旗揚げようと、アメリカなどから集めてきたダンサーを引き連れて、フランス各地のクラブ回ります。
どこでも、人気を集めて興行的には大成功なのですが、肝心のパリでの公演ができなかったり、別れた妻が病気になったり、子供が家出したり、散々な目にあいます。
そんなプロデューサーをよそに、ダンサーたちの大らかさ、人生に対してポジティブで、ガッツある存在が対照的。
豊満を通り越して、グロぽかったり、怖そうだったりするのですが、明るい、楽しい、強い。皆さん、現役バリバリの本物のバーレスクダンサーなのだそうで、圧倒されます。
監督主演はマチュー・アスムリックで、この映画、カンヌで、監督賞もらってます。
ショー場面もたくさんあって、カメラも良く動いて、テンポよく、豪快に生きるダンサーたちを見て、元気になれます。