今年は、ダンナの誕生日が定休日と重なったので、1泊で出かけてきました。
だが、しかし。
素直に目的地に行かない最近のダンナ~、今回もしっかり寄り道、というより回り道しました
直接行くならお昼に出ればいいものを、わざわざ早起きして、電車とバスを乗り継ぎ、到着したのは『玉川』さんです。
このところ、釣りの定宿としてお世話になっている渥美半島の旅館ですが、ここの食堂は宿泊客以外のお客さんも利用できまして、メニューが豊富なんです
それで、食べたことのないメニューを是非試したいという、ダンナのたっての希望で、遠回りして訪れたのでした。
いただいたのは、玉川さんの創業時からご自慢のウナギを丼で、それからわたしたちがお気に入りの魚フライです。
女将さんとも話せたし、食事は美味しかったし、まぁ、足を運んだ価値はあったからいいけど
今度はまた秋に、釣りでお邪魔しようと思います。
この日は梅雨の真っ最中とは思えないほどお天気が良く、とにかく暑くて、食事の後にちょっと遠いバス停まで歩くのが大変でした
(通りすがりの鳥羽水族館)
バスで伊良湖港まで行き、フェリーで鳥羽に移動、近鉄特急で目的地の賢島へと行ったわけです。
3回目の訪問ですが、前回はわたしときたら体調を崩し、せっかくのディナーを食べ損なうという大失態
多分、到着前にいくらか飲んだアルコールが原因だと思うので、今回は絶対失敗しないよう、ひたすらアルコールを控え、無事に体調を維持しました
今回も温泉付きのお部屋です、これは本当に、一度経験してしまうと快適すぎて離れられません~
暑い時期ではありますが、温泉って特別じゃないですか。
特に、今トラブルを抱えている関節系に、格別の効果があるはずです
ウエルカムスイーツをいただいたら、早速1回目の温泉に入り、かきまくった汗を流してサッパリ
満を持して臨んだバースデーディナーは、想像を絶する素晴らしさでしたが、これについては、後日お話しますね
翌朝も、シェフの心づくしの朝食をガッツリいただきました(例によって写真がほとんどありませんが)。
ランチの予定が入っていたから、控えめにしようと思っていたのに、美味しくてつい完食……まぁ、美味しく食べられるのはいいことなんですけど。
そして、ダンナが朝からお任せでお願いしたワイン
ブラインドでチャレンジしまして、素晴らしく美味でしたけれど、わたしには、多分ブルゴーニュのシャルドネで、そんなに新しくないということしかわかりませんでした。
そして、ダンナも見事に外しました、正解はこれです。
『ギィ・アミオ ル・モンラッシェ2017』
もう少し古いと思いました、すでに古酒の風格を感じたんです。
っていうか、朝っぱらからこんなすごいワインを飲んでしまうなんて、ゼータクがすぎるっていうものでしょう、バチが当たりそう~
そんなこんなで『ひらまつ賢島』での満足すぎる時間のあとは、近鉄で名古屋まで戻る途中、松阪で途中下車。
ダンナは結婚前に何度か訪れたことがあるそうですが、今の建物もすでに30年以上たっているとのことで、老舗らしい雰囲気が漂っています。
この辺りになると、言葉はもう完全に関西弁です、さすがは老舗、丁寧な接客でした
網焼きと聞いていたので、薄切り肉を想像していたら、出てきたのは一見ステーキとみまごう厚切りのお肉「シャトーブリアン」です
最近は、サシのガッツリ入ったお肉は胃もたれして食べられないので、もっぱら赤身中心なのですけど、赤身ってヘタすると固いですよね。
でも、この最高級松阪牛のシャトーブリアンは、なんと箸で切れちゃいます、っていうか、箸しか出て来ない
タレをつけたお肉と野菜を、仲居さんがていねいに炭火で焼いてくれまして。
お腹はまだそんなに空いていなかったのに、胃腸にプレッシャーの来ない、とても良い肉質なので、するっと入ってしまいます、美味しかった~
ご飯だけはパスしましたが、あとはゼザートまでしっかりいただきました。
(松阪は歩道のタイルまで牛です、さすが~)
今回は、お食事もワインも非常にハイレベルの連続でした。
もちろん、ひんぱんにできることではありませんが、うちはたまたま誕生日が近いので、2人分と思えば許されるかな
来年も是非楽しみたいですから、ますます健康に注意して元気に過ごさなくてはと、改めて肝に銘じた、今年の誕生日のお祝いでした