かねてから感じていた腰痛が、このところとみに悪化しまして
年のせいと言われればその通りなのですが、寝起きなど特に痛くて、着替えをするのも難儀するほどともなると、さすがに何か悪い病気かもと不安になるじゃないですか
さらに、両手指第一関節の痛みと変形、「ヘバーデン結節」と呼ばれる症状は、すでに数年前に診断されているんですけど、最近第二関節及び親指の付け根まで痛くなってきてしまい。
どーもイヤ～な感じなので、整形外科を受診しました
以前診ていただいたのは、そのとき別の病気で通っていた総合病院の整形外科だったのですが、今度は（クチコミでいいと聞いた）専門の整形外科病院です。
当たり前だけど、お年寄りが多いです～、パッと見回したところ、骨折で来ていたお兄さん以外では、多分わたしが一番若いかな、もちろん、何の得にもならないですが
でもでも、体の具合が悪いときって、ちょっとでも何か上向きの要素を探したくなりませんか
（本文とは無関係ですが、辛気くさい内容なので、せめてメロンでも～、先日渥美半島で買ってきた地物です）
……それはともかく、先生に症状を説明しましたら。
前屈と後屈をやってみてと言われてやります、これは毎日ストレッチでやっているから慣れていますが、前屈はまだ普通に曲がるものの、後屈は痛くて全然ダメダメ
次につま先立ちと言われて、これは問題なくできました
その後は、レントゲン撮影で、背中をまっすぐ、丸まって、反ってと３パターン撮影。
手のほうは、片手ずつ、まっすぐ開いた状態と、少し斜めにした状態２パターンずつ撮りました。
画像を見た先生の見解は、まず腰のほう。
軟骨が若干減っているけれど、年齢相応で、ヘルニアなどの深刻な病気ではないとのこと
ただ、首から肩にかけて、背骨は本来なら緩くカーブしていなければならないのに、ほぼまっすぐの「ストレートネック」だそうです
相当ひどい肩こりでしょうと言われ、確かにその通りなので肯定しましたら、腰痛の原因はそれだろうって、意外な診断です
肩こりから来る頭痛とかはよく聞きますが、まさか腰痛まで引き起こすなんて
これは、ストレートネックを改善するのが急務ってことですね……。
（食べ頃を狙って切ってみました、いい感じかな
）
手指のほうは、第一関節はやっぱり「ヘバーデン結節」、そして第二関節は「ブシャール結節」、予想通りの診断でした
これらは、主に４０代以上の女性に現れる症状で、原因・治療方法ともに不明と聞いています。
以前診てもらったときは、テーピングして痛みを緩和するしかないと言われました。
それ以来、言われた通りにテーピングを施してきましたが、ほとんど効き目はなく……のみならず、テープの粘着があちこちに付くし、手を洗うとすぐテープがダメになるしで、ハッキリ言って使えなかった
通気性が良い防水タイプとやらも試してみましたけれど、多少マシ程度でやっぱり有用にはほど遠かったです
指の関節は、変形した部分は元には戻らないないそうですが、のべつ幕なしに痛むわけではないし、日常生活上で耐えられないほどのことではないんですね。
また、雑巾が絞りにくいとかの不都合はあるものの、楽器の奏者など指の状態に左右される仕事でもないから、ガマンすればいいのでしょう。
けれど、画期的な治療法はやっぱりないんだとわかって、改めてガックリしました
そして、先生が処方してくださったのは、これも意外でしたが、腰も指も、塗り薬でした。
腰と肩用には容器のまま塗れる液体タイプ、指のほうは軟膏で、テーピングのテの字も出ませんでした。
１ヶ月塗ってみて、改善しなければまた来るようにとのこと。
今後は、出していただいた薬を塗りながら、ストレートネック改善のストレッチをやってみようと思います。
深刻な病気が見つからなくて良かったけれど、ああ～、関節系ってホントに面倒ですね……