A:キーワードは薬と才女? | A~T~Wのブログ

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アニメ・旅行・ワインのことを、まーったり語ります♪

10月スタートアニメもすでに半分くらい過ぎたけれど、今回もあんまり残らなかったなぁ~。
『SPY×FAMILY』というお気に入りに加えて、第2クール以降の作品が結構あるせいか、まったく新しい作品を多く残す余裕もなかったしあせる
でも、何本か気に入った作品があるので、毎度の好き勝手解説いきまーす爆  笑

『薬屋のひとりごと』

いろいろ突っ込みどころはあるものの、素直に物語が面白いので全然問題なしドキドキ
誘拐されて宮城に売られた薬屋の少女が、度胸と知識でさまざまな事件を解決していくという、ワクワクする展開はスカッとする
権力や状況におもねらず(立場もわきまえず)、ひたすら自分を貫くスパイシーな主人公が、とってもカッコイイ!!
っていうか、やっぱり『悠木碧』さんはメチャ上手いキラキラ
彼女は役によって全然違う声や演技を使い分けられる人で、一言目から何の違和感もないんだよなぁ~、彼女が演じると、もう他の役者さんは考えられなくなってしまう。
それはともかく、主人公を取り巻くキャラクターも魅力的だし、痛快感が強くて本当に面白い、先が楽しみ

『聖女の魔力は万能です』

これは新作ではなくて第2シーズン、それも第1シーズンから少し間が開いた。
作画が良くなって、画面がより美しいのがナイス。
『聖女』として異世界に強引に召喚された上に、最初は人違いだと誤解されて冷遇された主人公だけど、謙虚で努力家の彼女は、一生懸命それらに耐えて、見事実力を開花させた。
薬草の知識に『聖女』としての魔力が加わるものだから、彼女の作る治癒ポーションはとてつもない効力を備えている、しかも非常識な量を1人で作ってしまうし音譜
ケガ人や病人を直接魔力で治療することもあり、今では彼女を敬わない人はいないけれど、それでも控えめで心優しく、勤勉なところは全然変わらない。
すごい実力者なのに、それをまったく感じさせないごく自然体の言動ができるステキな女性、実際にいたら絶対友達になりたいタイプ。
観ていて心が穏やかになる良い作品。
けれど、陰謀渦巻く国際情勢は異世界も同じ、彼女の能力は平和をもたらす手助けになるか!?

『葬送のフリーレン』

これも異世界ものだけど、召喚とか生まれ変わりではなくて、もともとそういう世界の物語。
寿命が激しく異なる複数の種族が生きている世界で、主人公たちの種族混合パーティは魔王を討伐、物語は一応平和になったはずのその後の世界を舞台に描かれている。
寿命の短い種族は次々に天寿を全うし……長い長い寿命を持つエルフのフリーレンは、仲間のいなくなった世界を生きていく……。
というとすごく切なく感じるけれど、実際の物語は切なさだけではない、それもそのはず、生きている人々にはたくさんやらなくてはならないことがあるわけでグッド!
フリーレンは『賢者』の立ち位置(全然それっぽい態度ではないが)でそれらの人々と関わっていくから、当然のことながら展開は悲喜こもごもだ。
ほとんど表情が動かないポーカーフェイスの下で、彼女は何を考え、目指しているのだろう……視聴者側に想像の余地が多く、割とウカウカしていられない汗
もちろん、良い意味でウインク
原作は複数の賞を受賞しているとのこと、それに恥じない奥行きの深い名作だと思う。

『ポーション頼みで生き延びます!』

地球を管轄する神の、まったくの手違いで突然命を落とした女性が、異世界になら生まれ変われると聞いて、その世界を管轄する女神から希望する能力を授かって転生。
その能力とは「自分の思う治癒力のあるポーションをイメージする器で出す」というもの。
転生するときに、欲しい能力を自己申告するというのが面白い。
それから、転生前に夢の中で、家族や親友たちにお別れを言う、というのも粋な計らいだと思った、実際にそんなことができたらステキだね照れ
この主人公は非常に前向きで強気な性格で、自己申告のときはさんざん言いたい放題だわ、転生後も女神を気楽な友達扱いするわ……。
そういう主人公だから、異世界ライフもゴーイングマイウエイ、バツグンの行動力を誇り、これも痛快感があって気楽に楽しく観られる作品。

偶然だけど、見事に女性主人公の作品ばかり、それもハンパない実力者ぞろいキラキラ
薬を操る物語が多いのは、やはり命について深く考える機会の多い時代だからか……。
『フリーレン』のメインテーマも、まさしく『命』のあり方を探ることだと思うし。
一見似たような物語でも、各作品の主人公の性格がメチャ違うおかげか、かぶってる感じはあまりしない。
女性達の活躍を楽しみつつ、わたしも頑張らなくちゃなぁ~~~チュー