「ショパン国際ピアノコンクール」 アルゲリッチ さん & ユンディ・リさん | ビンセントの音楽部屋!

 

5年に一度

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若手ピアニストにとって
最高の登竜門

 

 

「ショパン国際ピアノコンクール」
ショパンは 第一次世界大戦で解放されるまで
他国によって虐げられたポーランド人の誇りであります

ポーランド人はその大戦後
彼の名を冠した国際ピアノコンクールを
その誕生日を中心とした期間で開催いたしました


現在音楽コンクールは数多くありますが
このショパンコンクールこそが
近代コンクールの先駆けというべきものであります
現在も続く音楽コンクールの中では
最古のものであります



1965年
ショパン国際ピアノコンクール・優勝者
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マルタ・アルゲリッチ
(アルゼンチン)
 
1957年
ブゾーニ国際ピアノコンクール優勝
ジュネーブ国際コンクール優勝
(ちなみに第2位はマウリツィオ・ポリーニ)


 
 
♪Scherzo・3・cis-moll・op.39・II・Etap(1965)
 
 
 
 
 
 
♪polonesa-heroica・no6
 
 
 
♪Mazurkas・Op・24・No・2&Op・41・No2(1966)
 
 
 

第14回 2000年度 優勝者

中国のユンディ・リさん

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同コンクールは
10月のショパンの命日を中心とした期間開かれ
ワルシャワの熱心な音楽ファンにとって
待望のものとなっております。

近年2大会続いて
優勝者が輩出されないという状況でしたが
第14回2000年度コンクールにおいて
中国のユンディ・リさんが
優勝に輝きました。
 
 
 
 
 
 
♪Nocturne・Op.9・No.2
 
 
 
 
第15回 2005年度コンクールの模様は
インターネットで全世界に配信され
ファンのあいだで話題になりました
 
 
 

「ショパン国際ピアノコンクール」優勝者 

 

1927年 フ・オボーリン (ソ連)
1932年 アレクサンドル・ウニンスキー (アメリカ) 
1937年 ヤコブ・ザク (ソ連) 
1949年 ハリーナ・チェルニー・ステファンスカ (ポーランド)
1955年 アダム・ハラシェビッチ (ポーランド)
1960年 マウリツィオ・ポリーニ (イタリア)
1965年 マルタ・アルゲリッチ (アルゼンチン)
1970年 ギャリック・オールソン (アメリカ)
1975年 クリスティアン・ツィマーマン (ポーランド)
1980年 ダン・タイ・ソン (ヴェトナム)
1985年 スタニスラフ・ブーニン (ソ連)
1990年 該当者なし
1995年 該当者なし
2000年 ユンディ・リ (中国
)
2005年 ラファウ・ブレハッチ (ポーランド)
2010年 ユリアンナ・アヴデーエワ(ロシア)
2015年 チョ・ソンジン(韓国)

2021年   リュー ブルース・シャオユー・リュー(カナダ)

 

 

主な日本人参加者   入賞者 

 

第03回 - 原智恵子(第15位入選、特別聴衆賞)(日本人初の出場) 

第05回 - 田中希代子(第10位入賞)(日本人初の入賞) 

第06回 - 小林仁  (入選・奨励賞)

第07回 - 中村紘子(第4位) 

第08回 - 内田光子(第2位、準優勝) 

第10回 - 海老彰子(第4位なしの第5位) 

第11回 - 小山実稚恵(第4位) 

第12回 - 横山幸雄(第3位)、高橋多佳子(第5位) 

第13回 - 宮谷理香(第5位) 

第14回 - 佐藤美香(第6位)、梯剛之(ワルシャワ市長賞) 

第15回 - 関本昌平、山本貴志(ともに第4位)

第18回 - 反田恭平(第2位)、小林愛実(第4位)

 

 

 

 

 

なお

 

第1回に作曲家のドミートリイ・ショスタコーヴィチが

 

ソ連代表の一人として出場し

 

第2位入賞を果たしたという情報が見受けられますが

 

公式ページには入賞者としては名前は掲載されておりません

 

 

 

 

第7回 中村紘子 (第4位)

 

 

♪Nocturne・in・E・flat・major,Op.55・No.2 (1965)

 

 

 

 

 第8回 内田光子(第2位、準優勝) 

 

 

♪Etude・Op.10,No.2(1970)

 

 

 

第16回  2010年優勝者 ユリアンナ・アヴデーエワ(ロシア)

 

 

♪Etude in A flat major, Op. 10 No. 10