昨年の西日本豪雨で、人生で初めて被災者となった私ひで先生。
罹災証明書を初めて受け取った、1年前。
たくさんの友人知人に助けられ、10日で終えました。
豪雨の夜、スタジオに避難していたおかげで車は浸からずにすみました。
東日本大震災被災地の岩手の知人から、避難しろとLINEがきてなかったら...
あの夜のんびり普通に過ごしていて、水に浸かっていく我が家にいたことでしょう。
我が家の片付けをしながら、断水地域に住む生徒達、取引先の園へ支援物資を何度も運んだ1年前。
迅速に通常業務を支援業務に切り替え、ニーズの把握、物資の輸送を行えました。生徒に物資を届け、被災した園やボランティアセンターへも物資を届け。
振り返ると、財がある普通の企業でも、ここまで早い対応はなかなか難しいと思います。
西日本豪雨で断水した地域の生徒達を、水の出るスタジオに無償招待。
一時的ではあったけど、その普通が普通でなくなった1年前。
歯を磨く生徒達を見て、嬉しかったのを思い出します。
とくにパワフルキッズのような零細企業が、迅速に大量の物資を確保する事はかなり困難。
それでもパワフルキッズが迅速に判断、対応できたのは、被災地支援の経験があるからだと感じます。
この経験で被災地で起こりうる様々な事を学び、被災地で必要となるニーズを知りました。
また、岩手県や関東、様々な地域との繋がりがあったおかげで、西日本豪雨直後からたくさんの物資がパワフルキッズに届きました。
1年前、西日本豪雨被災地域ではなかなか手に入らなかった、水などもたくさん。
東日本大震災支援での経験から防災備蓄を行い、初動の物資輸送では備蓄の水が役に立ちました。
現在も、売り上げから少しずつではありますが、防災備蓄を蓄えています。
東日本大震災支援活動から始まった、災害時早期児童支援活動DCFC(Dear Children From Children)。
企業ボランティアとしては小規模ですが、これまでに東日本大震災、2016年台風10号、西日本豪雨で活動。
支援活動での経験、自身が被災した経験、そしてDCFCで得た全国たくさんの繋がり。
零細企業のくせに、支援活動に関してはたくさんの知識や経験があります。
パワフルキッズ
これからもしっかり動いて、たくさんの子どもに運動を教えてパワフルなキッズを育てる。
災害時早期児童支援活動DCFC
本業でしっかりと稼いで、災害時に困っている子を直ちにサポートできる体制を強化する。
災害の増えてきた日本。
パワフルキッズは、災害時に人を助けることができる企業を目指しています。
ドタバタの夏休み、ふと思い返した昨年の豪雨。
改めて、子ども達の役に立つ企業を目指そうと決心した1年目の夏。