双子のイエス、イエスはダビデの子孫か? | Violet monkey 紫門のブログ

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十字架の国  1998 不思議の国、ZIPANG

いわゆる聖書学者たちはイエスを旧約聖書で予言されていた救世主だと主張します。

 

イエスの教えはユダヤ教に連なる教えだと信じて疑わないのです。

 

旧約聖書には救世主に関する預言が300箇所もあるそうです。

 

その中の61箇所は具体的に記述されていて、それらは全てイエスに当てはまり、予言が成就されていると言います。

 

そのようなことは確率的に不可能ですから、これもまたイエスに関する奇跡として扱われる訳です。

 

それらの予言の中で、最もイエスのことを予言しているとされるものに預言者エレミヤの言葉があります。

 

 

 

 

予言:救世主はダビデ王の血筋から出るであろう

エレミヤ書23:5

紀元前600年

 

 

 

この予言が成就したこととしてルカとマタイが書き記しています。

 

 

ルカによる福音書 3

 

23イエスが宣教をはじめられたのは、年およそ三十歳の時であって、人々の考えによれば、ヨセフの子であった。ヨセフはヘリの子、 24それから、さかのぼって、マタテ、レビ、メルキ、ヤンナイ、ヨセフ、 25マタテヤ、アモス、ナホム、エスリ、ナンガイ、 26マハテ、マタテヤ、シメイ、ヨセク、ヨダ、 27ヨハナン、レサ、ゾロバベル、サラテル、ネリ、 28メルキ、アデイ、コサム、エルマダム、エル、 29ヨシュア、エリエゼル、ヨリム、マタテ、レビ、 30シメオン、ユダ、ヨセフ、ヨナム、エリヤキム、 31メレヤ、メナ、マタタ、ナタン、ダビデ、 32エッサイ、オベデ、ボアズ、サラ、ナアソン、 33アミナダブ、アデミン、アルニ、エスロン、パレス、ユダ、 34ヤコブ、イサク、アブラハム、テラ、ナホル、 35セルグ、レウ、ペレグ、エベル、サラ、 36カイナン、アルパクサデ、セム、ノア、ラメク、 37メトセラ、エノク、ヤレデ、マハラレル、カイナン、 38エノス、セツ、アダム、そして神にいたる。

 

 

 

 

マタイによる福音書 1

1アブラハムの子であるダビデの子、イエス・キリストの系図。

2アブラハムはイサクの父であり、イサクはヤコブの父、ヤコブはユダとその兄弟たちとの父、 3ユダはタマルによるパレスとザラとの父、パレスはエスロンの父、エスロンはアラムの父、 4アラムはアミナダブの父、アミナダブはナアソンの父、ナアソンはサルモンの父、 5サルモンはラハブによるボアズの父、ボアズはルツによるオベデの父、オベデはエッサイの父、 6エッサイはダビデ王の父であった。

ダビデはウリヤの妻によるソロモンの父であり、 7ソロモンはレハベアムの父、レハベアムはアビヤの父、アビヤはアサの父、 8アサはヨサパテの父、ヨサパテはヨラムの父、ヨラムはウジヤの父、 9ウジヤはヨタムの父、ヨタムはアハズの父、アハズはヒゼキヤの父、 10ヒゼキヤはマナセの父、マナセはアモンの父、アモンはヨシヤの父、 11ヨシヤはバビロンへ移されたころ、エコニヤとその兄弟たちとの父となった。

12バビロンへ移されたのち、エコニヤはサラテルの父となった。サラテルはゾロバベルの父、 13ゾロバベルはアビウデの父、アビウデはエリヤキムの父、エリヤキムはアゾルの父、 14アゾルはサドクの父、サドクはアキムの父、アキムはエリウデの父、 15エリウデはエレアザルの父、エレアザルはマタンの父、マタンはヤコブの父、 16ヤコブはマリヤの夫ヨセフの父であった。このマリヤからキリストといわれるイエスがお生れになった。

 

 

 

どちらもイエスの先祖にダビデがいますね。

ルカはイエスからダビデへの系図を、

マタイはダビデからイエスへの系図を記しています。

 

なぜ二人の人物が系図を持ち出し、それぞれが逆に書いたのでしょう?

 

しかもマタイの「アブラハムはイサクの父であり」はわかりづらいですね。

「アブラハムの子はイサク」と書けば済むことでしょう。

大多数の人がこの二人の系図を、要点の「イエスはダビデの子孫」だけ確認して読み飛ばしますよね。

 

紫門はこういうのを怪しい・・・と思うのです。

ならばわかりやすいように並べてみましょう。

皆さんも確認してみてください。

 

 

ルカ   マタイ

 

イエス、 イエス

ヨセフ、 ヨセフ

ヘリ、    ヤコブ

マタテ、   マタン

レビ、    エレアザル

メルキ、   エリウデ

ヤンナイ、  アキム

ヨセフ、   サドク

マタテヤ、  アゾル

アモス、   エリヤキム

ナホム、   アビウデ

エスリ、   ゾロバベル

ナンガイ、  サラテル

マハテ、   エコニヤ

マタテヤ、  ヨシヤ

シメイ、   アモン

ヨセク、   マナセ

ヨダ、    ヒゼキヤ

ヨハナン、  アハズ

レサ、    ヨタム

ゾロバベル、 ウジヤ

サラテル、  ヨラム

ネリ、    ヨサパテ

メルキ、   アサ

アデイ、   アビヤ

コサム、   レハベアム

エルマダム、 ー

エル、    ー

ヨシュア、  ー

エリエゼル、 ー

ヨリム、   ー

マタテ、   ー

レビ、    ー

シメオン、  ー

ユダ、    ー

ヨセフ、   ー

ヨナム、   ー

エリヤキム、 ー

メレヤ、   ー

メナ、    ー

マタタ、   ー

ナタン、   ソロモン

ダビデ、 ダビデ

 

 

二人の証言が全然違いますね。

真実は3通り考えられます。

 

ルカが間違っている

マタイが間違っている

二人とも間違っている

 

 

 

あなたはどれを選びますか?

聖書に間違いがあったとして、バチカンは2000年近くやり過ごしてきたんです。

聖書がわずかな写本しかない時代ならばともかく、活版印刷によって世界一普及した本ですよ。

 

紫門は人の些細なミスを大袈裟に騒ぐうつけ者かもしれません

聖書を冒涜する破戒僧かもしれません

(破戒僧=Violate Monk)

 

ルカとマタイに共通点がありますね。

「イエスはヨセフの子」であると言うことです。

これだけが真実です。

 

ルカが書いています。

「人々の考えによれば、ヨセフの子であった」・・・

苦しい言い訳に聞こえませんか?

 

ダビデの子孫とすればマリアの処女懐胎が嘘になる。

ダビデの子孫でないとすれば、イエスは預言された救世主ではなくなる。

 

それでもルカとマタイは書かなければならなかった。

教団を守るために・・・

 

つまりイエスを預言されていた救世主とするために創作したということです。

 

それがギリシャ語聖書が書かれた時なのか、ラテン語聖書が書かれた時なのか、紫門にとってはどーでもいいことです。

大事なのはバチカン以外のキリスト教であったトマスのシリア教会は、4福音書なんて知りませんから、バチカンとは全然違う教えであったと言うことです。

 

それが「トマスの福音書」であり、

 

「Qの福音書」なんです。

 

 

 

そして「イエスはヨセフの子」と言うことは

「イエスはヨセフの子孫」だと言うことをルカとマタイ・・・、または後の時代の改竄者が伝えたかったことではないかと・・・

 

ま、一種の暗号ですね😀

 

 

ヨセフと言えば

エジプトに奴隷として売られたヨセフ・・・

夢分析の力をファラオ(王)に買われて宰相にまで出世した男・・・

イエスがその子孫だと・・・???

 

モーセの一番弟子がヨシュア=イエス

そのヨシュアはエフライム族

エフライムはヨセフの長男

 

つまりヨシュアはヨセフの子孫です。

 

ヨシュアとイエスは同じ文字です。

 

 

ヨハネの黙示録 22

18この書の預言の言葉を聞くすべての人々に対して、わたしは警告する。

もしこれに書き加える者があれば、神はその人に、この書に書かれている災害を加えられる。 

19また、もしこの預言の書の言葉をとり除く者があれば、神はその人の受くべき分を、この書に書かれているいのちの木と聖なる都から、とり除かれる。

20これらのことをあかしするかたが仰せになる、

「しかり、わたしはすぐに来る」。

アァメン、主イエスよ、きたりませ。

21主イエスの恵みが、一同の者と共にあるように。

 

 

 

 

モーセの一番弟子がイエスなんです

 

つまり、イエスはモーセの本当の教えを・・・