救世主の条件 (15) トゥバル・カイン | Violet monkey 紫門のブログ

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十字架の国  1998 不思議の国、ZIPANG

救世主の条件 (15)

トゥバル・カイン

 

 

 

以下の記事は1998年Violet monkey の不思議の国ZIPANGより

 

 

 

 

 

 

握手をしよう!

 

 

エホバの証人がやってきた

日曜日の朝、ネット明けの寝不足、脳みそ日曜状態でしたが、「来るものは拒まない」のが信条なものですから、お茶していただきました。礼儀正しい若者で、私の質問に慣れた手つきで聖書を繰りながら親切に答えてくれました。

一時間ほどだったのでたいした展開は在りませんでしたが、創世記の疑問点には聖書の至るところから言葉を引っ張り出してまじめに答えてくれました。なんとも、聖書とはひとつの事柄に関して必ず2~3箇所は関連した出来事や解説がちりばめてあるようです。

ですから読み手が頭の中でリンクを張り巡らせば、ネットサーフィンのように次から次へと回答が出てくるんですね。はっきり言って私がこのサイトで書いてるような聖書否定論とは正反対の肯定論が飛び出してきます。(あたりまえか!)この脳味噌リンクの張り方いかんで、敬虔なクリスチャンになるか、破戒僧になるかが決まるようです。したがって、私のように始めから無信心な輩が、逆立ちして読んでも、出会った謎は確かに解けますが、彼らとは、答えがぜんぜん違ってきてしまうようです。

特にモーセ以前と以降ではその差が顕著です。そこで私はモーセが実在した事には懐疑の念を抱いていますので、

私・・・ 「モーセの墓は見つかっていないでしょう?」

エホバの・・・ 「それは、モーセが偉大な預言者であったために、墓を造れば偶像崇拝に発展する恐れがあったために、その埋葬場所は記載されていないのです。」

なるほど・・・見事です。(^^)

彼は「又伺います!」と帰って行きましたが、たぶん二度と来る事は無いでしょう。

しかし、肯定思考でバイブル・サーフィンするのでも、私のように陰謀史観でそれを行うのとでも、ともに最終結論は出ません。最後の結論は結局のところ「信じるか信じない」かの一重でしかないのでしょう。ならば永遠の謎としたままそっとしておいたほうが良いような気も致します。

しかし、聖書がこれほど世に親しまれているのも、奇跡と言う矛盾ゆえにあると考えると、やはり人間の本質を映し出すリトマス試験書のような気がしてなりません。私はやっぱり地獄へ落ちてしまうのでしょうか? 

・・・えっ、神のみぞ知る?・・・

 


 

 

トゥバル・カイン

 

さて、今回からは創世記4章のカインとアベルの物語をViolet monkey流に解釈してみようと考えています。もちろん最終的には日本のアイデンティティに迫って行くと思われますが、果たして我々のご先祖様は羊飼いだったのでしょうか?

そもそも聖書をもう一度読みなおしてみようと思い立った理由と言うのはトゥバル・カインの話に引っかかるものを感じたからなのでした。

トゥバル・カインというのはこれから説明するカインの後裔なのですが、ある秘密結社の秘密の握手のことをトゥバル・カインと呼ぶそうなのです。見識の無いもの同士が出会った際に、暗黙のうちに同志であることを確認するための方法だそうです。

カインとは旧約聖書の創世記4章に登場する人物で、人類初の殺人、弟殺しの罪で「さすらい人」とされたことは、聖書を読んだ事が無い人でもご存知でしょう。その殺人者の子孫の名前が、秘密結社の握手に付けられている。

普通の人なら「ああ、やっぱりな、陰謀を巡らす奴らだけに悪魔を崇拝していやがる。」と思ってしまうのではないでしょうか。私もそうでした。

でも、ちょっと待って! カインって何故弟を殺したの? え、神をめぐっての捧げ物で? 何? 弟にやきもちを焼いたぁ? 

 

なんじゃそれぇ?・・・!

 

 


 

 

陰謀系

 

 

以下は例によって掲示板から拾い集めたネタです。
皆様いつも勝手にすんません m(_ _)m
 
No.103 At 97/9/2 01:06 From > ***
フリーメーソンってなんだ。
直訳すると「自由契約石工」?
紀元前480年頃、ソロモン王の神殿を造った石工のギルド。
親方の名はヒラム。彼は、殺された後、特殊な握手法で蘇生した。
それが「死と再生」のイニシエーション「通過儀礼」の基になった。
彼らのスローガン「世界は一家、人類は皆兄弟」。(故、笹*会長か?)
彼らのシンボル「コンパスと三角定規」。
日本に於ける拠点は、「日本メソニックセンター」だったかな。
「7+11=6+6+6」のセブンイレブン本部も入ってましたね。
場所は「彼らのシンボルに酷似した」東京タワーの近くです。
探せば「ホームページ」が見つかる筈。入りたい人はそちらへどうぞ。
でも9割は外人だそうです。がんばって!

[1332] 握手! 投稿日 2月8日(月)03時18分 投稿者 ***
ども!
迷村の握手と漏る紋握手は同じだそうです。

[1335] Re: 握手! 投稿日 2月8日(月)09時45分 投稿者 ***
トバル・カインですね(なぞ
***さんが経験者では? ^^;
こんなのも見つけました。
[アダムから十二支族そしてイエスまでの血統図]
http://www2s.biglobe.ne.jp/~sinpi-d/mystery/yudaya/blood.htm

[1339] Re:握手、草刈龍平、マカオ 投稿日 2月9日(火)01時29分 投稿者 ***
>握手
 握手といえば、
 「陰謀のセオリー(http://www.conspiracytheory.com/ )」で
 メル・ギブソンがそれもんの握手をする場面がありました。
 あれ、深読みすると、主人公というのは洗脳されたというより、
 組織の重要人物だったのではないかと思えたりもします。
 (フィクションなのにこんなこと考える必要ないと思いますが^^;)
 #***さん、「トバル・カイン」とは…?

[1343] Re: トゥバル・カイン 投稿日 2月9日(火)10時30分 投稿者 ***
創世記、カインの子孫、レメクの子。鍛冶、冶金者の祖とされます。
それゆえ、メイソンでは重要な意味を持っているのですが。
あの握手を「トゥバル・カイン」と称しているそうです。
トゥバル・カイン
スペルは“Toval Kain”かな?
検索してみましたけど分からなかったです。
[Masonic Calender]
http://www.freemason-ga.org/cgi-bin/calendar.cgi
メイソンイベントの日付が記されています。

[1394] 混迷する世界情勢 投稿日 2月19日(金)09時48分***

・・・・・・・・省略
テレビのニュースより週刊誌の方が面白いことは確かなようです。
あ、遅れましたが、***さんの投稿で、フリーメーソンとの握手の件がありました。あれは本当です。
http://www3.osk.3web.ne.jp/~hidekio/fm.htm
もし、あなたがモルモンで神殿で「エンダウメント」の儀式をお受けになった方ならば以下の図が何を意味するかはもうご存知だと思います。
これらはフリーメイソン関係の図書から引用したものです
フリーメイソンが何かということはここでは述べません。
ただ、モルモンがこのフリーメイソンの影響を受けてその神殿の儀式もメイソンから拝借したものであるということは定説です。
(図1)「フリーメイソン」(吉村正和:著 講談社現代新書)より
「ボアズ」と呼ばれる「徒弟」の握手法です。
「徒弟」はメイソンの位階では一番下位にあります。
秘密厳守の誓いをし、この握手と秘密の合言葉を教えられ、メイソンとなるのです。
(図2)「フリーメイソン」(吉村正和:著 講談社現代新書)より
「ヤキン」と呼ばれる「職人」の握手法です。
「職人」は「徒弟」のすぐ上の位階です。
やはり。秘密厳守の誓いの後、この握手と秘密の合言葉を教わるのです。
左(図3)「フリーメーソン」(リュック・ヌフォンテーヌ:著 吉村正和:監修 創元社)より
徒弟の合図。この合図に相当するエンダウメントでの動作は、1990年4月に大幅な変更があった折になくなっています。秘密を破った折に加えられる処罰を表しているのです。
右(図4)同書より
これもメイソン式の挨拶を示しています。握手ももちろん、二人の姿勢が「霊の交わりの5ヶ条」に極めて類似しています。
この「霊の交わりの5ヶ条」もエンダウメント変更時になくなっています。 ひざをくっつけるのをとりやめたそうです。

>ババリアのイリュミィナティ
例の「ビル・ゲイツ」話を思い出してしまいました。ビル=ババリア・イルミナティの略
>(注)
>ババリアとは別名バイエルン。ミュンヘンがあるところ。
>ドイツの南部に位置し、第一次世界大戦終結の1918年まで王国でした。
>ババロアの発祥地。ビールもおいしい。
以前、ビール絡みでドイツに知りあいが出来たのですが、来日した際、互いにかなりうち解けて非常に印象的な握手を交わしました
絵画「アダムの復活」に似たような・・・ひょっとして!?
>では、ババリアのイリュミィナティの創始者ヴァイスハウプト(Weishaupt)とは、いかなる人物なのか?
>つづく。

「ブナイ・ブリスとスコティッシュ・ライトの間では頻繁に会合が行われていたし、その構成員の中には当時存在していたフリーメーソンや秘密相互扶助団体のオッド・フェローズといった慈善団体にも加盟していた人が何名かいた。そこで、彼らの間で『ユダヤ人の思想』に基づいてこれらと同じような組織をつくるのが一番よいとの結論に達した。ユダヤ人の宗教の中には秘密結社にも見られる同じ儀式やしきたりが数多くある。たとえばシナゴーグは支部の集会場に該当し、昔は日に二回使用された。友人を見つけたいと思うユダヤ人が行く場所といえばそこしかなかったし、また決められた動作や合い言葉を使って自分の意志を相手に伝えるしかなかった。・・・・その動作とは両手による特殊な握手の仕方だったし、決まった言葉というのはシャローム・アラへンという呪文だった。戸口の側柱に掛けられたメズザは互いの目印であったし、シェマ・イスラエル(聞け、おおイスラエル)という語が彼らの合い言葉であった」

No 1281 ハレンチドレッシング 3月3日(火)00時47分 タイトル フレンチ学園
知らなかったナァ~「日本に於けるフランス年」。まさに革命的!
初の「メイスンリー革命」をこの時期、日本に丸々一年度分とは...。
このまま「自由(石工)党」が政権取ったりすると、
**家**兵器の**様はギロチンの露と消えるのでしょうか?
いやいや、彼女こそ「G由の女神」かも知れませんね。
御会いしたら、是非、左手を捻りながら握手を求めてみたいものです。

陰謀ファンには有名なユースタス・マリンズ氏の著作によると、カナン人の末裔がその秘密結社を牛耳っており、儀式○人を行っていると書いてあります。ゆえにその握手をトゥバル・カインと呼ぶのでしょうか? (実は私が陰謀論に首を突っ込み始めたのも阿修羅サイトの「衝撃のユダヤ5000年の歴史」ユースタス・マリンズ著の抜粋を読んでからのことでした。)

ちなみに聖書だけではカナン人の先祖がカインに繋がるとは明記してありません。[アダムから十二支族そしてイエスまでの血統図] というか、カインの血筋は4章以降登場しないのです! カインとカナン・・・・語呂は確かに似ていますが、今ひとつピンと来るものと言うか、インスピレーションに欠けます。多少無理すれば繋がりますが、それについては次次回くらいに書きましょう。

さて、ネットで調べてみるとその秘密結社と共通の儀式を採り入れている、某宗教団体の教祖様は、当初、

「旧約聖書のカインの印とは黒人の事である」

という思想を持っていて、黒人の教団内での出世を制限していたとの情報がネット上にありました。

 

参考 「聖徒の未知」

 

 

これは変ですね。カナン人がカインの血筋ならば・・・いや、そう想定するならば、

片や「カインの末裔が秘密結社を牛耳っている」と書いてある。して、その当事者「カインの末裔は黒人である」と説いていた。つまり、秘密結社というか、その系統の宗教団体サイドはカインの末裔である事を、血のつながりがあることを自認していないという事です。だって教祖は白人ですから。では、何故に特殊な握手法をトゥバル・カインと呼ぶのか? その宗教団体と秘密結社は黒人を崇拝していた?・・・まさかね!

 

弟殺しカイン⇒トゥバル・カイン⇒?⇒カナン人⇒秘密結社⇒ユダヤ人 

 

このラインは怪しい感じがしてきませんか? 

陰謀に見せかける陰謀が見えてきませんか? (^^)でもユダヤ人の陰謀はあると思ってますよ・・・

ならばどちらもが毛嫌いしているカインとは何ぞや?・・・ということで今回のシリーズが始まったのです。創世記4章は矛盾に満ちた聖書の中で、矛盾の最たるものではないでしょうか。なぜこんな章を書かなければ成らなかったのか? 実は今でも解りません。(ははは! ここ数日で有力な情報&インスピレーションをGETできました。)ネット上でも、カインを悪とする教会関係者の解釈ばかりです。ならば私は逆にカインを擁護してみようと思います。

まずはこちらのサイトに、お目を通しておいていただきたい。

 

創世記4章 

 

 

日本語 http://www.yone.ac.jp/~takao/sc/j/ot/gen/4

 

 

英語 http://www.yone.ac.jp/~takao/sc/e/ot/gen/4

 

 

そしてここから先は私、

 

 

Violet monkeyの妄想の世界ですので、

 

 

貴方の答えは貴方自身で見つけ出されるようお願い致します。

 

 

わたしゃ一切責任を取れませぬ・・・

 

 

 

 

 

 

 

つづく・・・