ドイツ・メアブッシュにて☆2人と2匹で暮らすドイツ -7ページ目

ドイツ・メアブッシュにて☆2人と2匹で暮らすドイツ

2012年3月末、
旦那様の転勤でチワワ2匹を連れて神奈川県から
ドイツ・メアブッシュ市へ引っ越してきました。
初の海外生活でわからないことだらけで
ドキドキの毎日です。。。
日々の珍道中、犬のことなど綴っていきます。

Frohes Neues Jahr !
新年あけましておめでとうございます。
年始のご挨拶が遅れまして申し訳ございません。
今年もよろしくお願いします!!!

年末年始は学校の冬休みもあって、ゆっくり旅行に
行くことが出来ました。

最近はブログの更新もままならず、
旅行記(むしろ自分のための備忘録と化していますが)
のみの更新でごめんなさい。

今回の旅先は、犬を連れてポルトガルの首都リスボンへ。
犬を飛行機に乗せるのは渡独以来初めてでしたが、
それも含め、楽しい1週間の休暇となりました。


小型犬を足元に乗せられる航空会社は
ヨーロッパにはいろいろあるようなのですが、
一度乗ったことがあって安心できるルフトハンザで
予約をすることになりました。

ですが、デュッセルドルフ空港からリスボンへの
ルフトハンザの直行便は無く、
フランクフルト空港からということになりました。
犬の負担も考え、飛行機を乗り継ぎたくなかったので
フランクフルトまでは前日に特急電車で向い、
1泊して、翌朝フランクフルト空港から
リスボンへ飛ぶことにしました。

フランクフルトに前のりする日は12月22日。
ちょうどクリスマスマルクトが盛り上がっている時期。
せっかくなのでフランクフルトのクリスマスも
覗いてみようということで、
中央駅近くのホテルにチェックイン後
さっそくクリスマスマルクト会場の
レーマー広場へ出かけました。

フランクフルトのクリスマスマルクトは
1393年から続くドイツでも最も古く伝統のある
マルクトのひとつで、規模も大きく
ドイツの玄関フランクフルト空港からも
アクセスがいいので観光客も多く訪れます。


マルクトのシンボルであるクリスマスツリーは
毎年オーストリアなどから
わざわざ立派な木を運んでいるそうです。
高さがあって装飾も綺麗でした。
(ちなみに、ドイツ1(世界一?)のツリーを謳っている
ドルトムントのツリーは生の木ではなく
骨組みの入った作り物です)



木組みのかわいい建物の前に広がるクリスマスマルクトは
いかにもドイツらしくて見栄えがします。


しかしドイツ最大のクリスマスマルクト、ニュルンベルクにも
負けない人の多さ・・・!
すれ違うのもやっとという感じです。
※こういうところはスリも多いので気を付けましょう。



レトロな2階建てのメリーゴーランド。
ドイツメルヘンの世界ですね。


寒いのは嫌いですが、
雪が降ったらもっとロマンチックなのになぁなんて
思ったりしていました。(この日は小雨でした)



あまり食べたことのないものを食べようということで、
屋台でBaumstriezelなるお菓子を買いました。
パン生地を木の棒にクルクルっと巻きつけて
筒状にし、オーブンで焼いて周りにチョコやシナモンなど
お好みのトッピングをかけてくれます。


そとはカリカリ、なかはモチふわ。
見た目からバウムクーヘンぽいのを想像してたけど
どちらかというと「焼き立てのシュガートースト」
っぽい感じ。

でもアツアツでおいしかったです。



フランクフルトではApfelwein(アプフェルヴァイン)と呼ばれる
リンゴ酒が名産なのですが、そのリンゴ酒を使った
グリューワイン(ホットワイン)もありました。
あたためたリンゴ酒にシナモンなどのスパイスと
お砂糖が入っていて、美味!
ワインが苦手な人でもこれなら飲めるはず。
個人的には普通のグリューワインよりも気に入りました。

飲み終わった後のカップを持ち帰るか悩み、
これから旅行に行くし荷物も増やしたくないし・・・
ということで返却してしまいましたが
いま改めて見るとフランクフルトらしい雰囲気の
素敵なカップだったなぁ。
持って帰ればよかった・・・ 泣


雨もひどくなりはじめ、モミクチャの混雑にも疲れたため、
すべてのエリアを見きれずに会場を後にしましたが
規模も大きくフランクフルトならではのリンゴ酒や
地元名産の陶器など、デュッセルドルフにはないものも
たくさんあって、ドイツのクリスマスマルクトのなかでは
おすすめできると思います。



フランクフルトといえばおなじみ、
欧州中央銀行の前も通りました。
シンボルのユーロマークは夜ライトアップされてるんですね。
知らなかった!


ドイツには高層ビルの立ち並ぶ都市はほとんどないので
フランクフルトでは久々に都会の雰囲気を感じました。
ビル風も強くて寒かった!


ホテルに戻り、翌朝のフライトに向けて早めに就寝。


さあ、犬連れ飛行機旅はどうなることやら。。。








モンシャウの次の週12月14日(土)には、
お友達やそのご主人など、総勢7名で
フランスのアルザス地方にある
ストラスブールという街の
クリスマスマルクトに、
同じくバスツアーで行ってきました。

電車で行くには結構高いし、
車で行くにはなかなか遠いのですが、
バスツアーで一人34ユーロというお値打ちな
ツアーだったので、みんなで参加。

フランス北東部のアルザス地方は、
ライン川を挟んでドイツと国境を接していて
古くから戦争でドイツとフランスに取り合いを
されて何度もたいへんな思いをしてきた土地です。
そんな歴史のあるところなので
とくに年配の方はドイツ語を話せる人が
多いとのこと。

途中30分のトイレ休憩をはさんで5時間半で
ストラスブールに到着。

ライン川を渡りストラスブールに入ったところで
大渋滞でバスがほとんど動かなくなり
ちょっと時間のロス。
バスの運転手さん曰はく、
フランスよりもドイツのほうが物価が安いため
ドイツ側へ食料品の買い出しに行く人が多く
土曜日はいつも道が混んでしまうのだとか。

それに加えて、毎年150万人が訪れるという
フランス最大・最古のアルザスのクリスマス
マーケットの時期も重なっていたため、
車の往来はとくに多かったよう。

予定より少し遅れたものの無事にお昼過ぎに
到着し、さっそく街歩きです。



街の入口にあったマルクトはアルザス地方特産のワインと
フランスの焼き菓子、フォアグラなどの屋台が並び
早くもまったくドイツのマルクトとは違った雰囲気です。

甘い香りに誘われて特設ホールに入っていくと、
そこはパン工房。



アルザス名物の「クグロフ」という、ブリオッシュ生地にナッツなどを
トッピングして専用の山型で焼いたお菓子などを
作っていました。
焼き立てのクグロフは外パリ中ふわで、ほんのり甘くて美味しかったです。



街中の装飾もかわいらしい~


こちらのノートルダム大聖堂は1176年から250年をかけて
建てられた歴史ある教会で、高さ142mの尖塔は
なかなか迫力あり。
ちょうどこの日は上空が霧がかっていたので、尖塔も
うっすらぼやけていました。

内装やステンドグラスもとてもきれいでした。


大聖堂の前にもマルクトが出ていましたが、
身動きが出来ないほどの人混み。



ここでささっと昼食を済ませ、
お次は中心部のクレベール広場へ。


大きなツリーがあり、こちらもにぎわっています。

私の中でストラスブールは田舎町のイメージだったのですが、
実際は結構都会的なところもあって、
プランタンやラファイエットなどの大型デパートもあり、
お買いものするにもとても便利な街だと感じました。

一通り屋台を見て回った後は、
プティットフランスと呼ばれる旧市街でも特に
美しい街並みの残る地帯を散策。


水門があり、遊覧船が通り、
木組みの家が並び・・・
とてもいい雰囲気。
晴れてたらもっと良かったんだけど・・・
でも気持ちのいいお散歩でした。


夕方になり、それぞれワインやフランス菓子など
ドイツでは買えないお土産をたくさん買い込み
バスへと戻ります。

日が暮れてイルミネーションが点灯すると
またとてもキレイでした。


帰りは15分の休憩をはさんで5時間ちょっとで
デュッセルドルフに到着。
結構ゆったりした大きなバスだったけど、
さすがに往復10時間以上は足が疲れました。 笑

滞在時間はそれほど長くなかったけれど
大きい街ではないので、主要なところは見れて
十分堪能できたので大満足でした。


さあ次はどこへバスで出かけようか・・・

御無沙汰しています!

ようやく昨日、年内のドイツ語の授業が終わり、宿題や予習復習
(まあ、そんなにやっていないんですが・・・笑)から解放され
しばしクリスマス休暇をいただくことになりました。

去年はドイツでの初めてのクリスマスということで
あちこちのクリスマスマルクト(マーケット)に出かけましたが、
今年は週末もサッカー観戦など予定が詰まっていて
あまりクリスマスマルクト巡りが出来ていません。

それでもいくつか見てみたい場所はあったので、
まずは12月7日(土)に、ベルギーとの国境近くにある小さな町
モンシャウへ出かけました。

今回は自家用車ではなく、デュッセルドルフからの
ドイツの観光会社の日帰りバスツアーで。
この日帰りバスツアー、お友達に教えてもらって
アムステルダム日帰りに参加してから、
手軽で楽ちんなので利用するようになりました。

デュッセルドルフからベルギーやオランダなどの近郊へ
20~30ユーロのお値段で往復出来てとても便利です。
(※ドイツ人向けなので、帰りの集合時間や注意事項等
簡単なドイツ語は理解できた方がいいかもしれません。)

JOB TOURS
http://www.job-tours-reisen.com/

FUECKER REISEN
http://www.fuecker-busreisen.de/

デュッセルから1時間半ほどでモンシャウへ到着。
ツアーバスの停留所からシャトルバスに乗り換えて
町の中心へ。






木組みの家と小川の流れる静かな田舎町。
とてもステキな雰囲気です。


例年はクリスマスの時期、モンシャウのあたりは
雪が降って、ロマンチックなホワイトクリスマスを
味わえるはずなのですが、今年は暖冬なのか雪にならず、
一日中雨という残念なお天気でした。


※モンシャウに限らず今年は当初の「大寒波」の予想を
裏切る超暖冬で、雪も降らないし、マイナスになる日もほとんど
ありません。
去年はマイナス10℃ほどになる日もあったのに、
今年は朝晩でもマイナスになることはなく、昼間も10℃くらいまで
上がって、ダウンコートでは暑すぎるくらいです。



クリスマスマルクトを歩く私。(水色のリュック)


モンシャウのマルクトはかなり小規模で、とくに珍しいものも
なかった(モンシャウ特産のマスタードくらい)ので
あまり購買意欲は湧きませんでしたが、
普段から「美しい町」として観光客が絶えないモンシャウに
クリスマスの要素がプラスされてとてもロマンチック。
ドイツ人がわざわざこの小さな町に押し寄せるのも
わかる気がします。
雪が降ったらもっともっとステキなんだろうなぁ・・・

白のグリューワインをいただきました。


※グリューワインとは、ドイツのクリスマスの定番のホットワインで、
ワインにシナモンやクローブなどのスパイスをたくさん入れて
温めたものです。
赤が一般的ですが、最近は白も流行っていて、提供するお店も
増えているようです。


通常ワインのカップはデポジット制で、購入するときに2~3ユーロ
上乗せされていて、カップを返却すればお金も返ってきます。
気に入ったカップはもちろん持ち帰れます。
カップのコレクションするのもクリスマスの楽しみ。
私は最近、この写真のような耐熱ガラスの透明のカップが
普段使いにもいいので気に入っていて、集めています。
冷たいものを飲むコップとしても使えるし、色の鮮やかなハーブティーを
入れても綺麗です。


ワインを飲んで軽くご飯も食べてから、高台に上ってみました。


グレーの屋根で統一された木組みのおうちがきれいです。
おもちゃの町みたい。


デュッセルドルフ近郊で、
ドイツらしい木組みのおうちを見るなら
ここモンシャウか、エッセン近くのハッティンゲンが
オススメです。
モンシャウは、車かバスツアーでないと、
アクセスしにくいですが、
ハッティンゲンはエッセンからも近く、
電車で行きやすいですよ。


帰りは17時半にバスに乗って19時にはデュッセルドルフに到着。


ウトウトしながらあっという間に往復出来て楽ちんでした。