御無沙汰しています!
ばたばたと帰国準備も進み、
気が付けば帰国まであと2か月を切ってしまいました。
明後日には船便の荷物を引き取りに
引越し屋さんが来るし、
この先2か月はガランとした部屋で
少々不自由な生活になるわけですが、
まあそんなことも言っていられない。
ついでにこの機会に断舎利を決行中です。
なかなかモノが捨てられない我が家は
「なんでこんなものとっといたんだろう?」というような
ボロボロの靴やら、色あせた服やら、
おかしのオマケみたいなものやら
次から次へと出て来るので中々作業も進みません。(笑)
片付けがてら、
これからドイツへ赴任される方へ、
そして数年後もしかしたらまたこちらに来させていただける
かもしれない自分への覚書として、
いろいろと持ち物などをノートにメモしています。
以前も何度かブログに載せていますが、
ドイツに持ってきて役立ったもの、
次回もし来れたら持ってきたいもの、
逆に不要だったものをご紹介します。
まず今回は「キッチン編」です。
▼菜箸
結局トングや木べらよりも菜箸頻度は高いです。
100均のでいいので多めに。
▼食洗機対応の箸
これは母に送ってもらってすごく助かったもの。
こちらではシンクが日本の半分くらいの狭さで
排水溝もとても狭く詰まりやすく、
食器を手で洗うことは多くありません。
(我が家だけかもしれませんが・・・)
基本的に食洗機で食器を洗うことになりますので
塗りのお箸やお椀はNGです。
▼おろし金
こちらでは手に入りにくいかと・・・
▼レンゲ
これも食洗機対応のレンゲを母に送ってもらいました。
出前一丁などの袋麺がドイツのスーパーで手に入るので
ラーメン頻度は高いと思います。
ラーメンどんぶりもあるといいかも。
▼ラップ
みなさん口をそろえて言うのがドイツのラップの質の悪さ。
切れないし、密着しないし、使いにくいです。
ドイツのラップを使った後に日本のラップを使うと
とても幸せな気持ちになれます。(笑)
▼お寿司グッズ
まきす・ちいさめのすし桶・押し寿司の型など。
外国の方にお寿司を振舞う機会もあるかもしれません。
すし桶と、押し寿司の型は今回持ってきていませんが
もし次回来れたら持ってきたいと思っているもの。
まきすは日本食ブームもあって、こちらでも売っていたりします。
ちなみに私は、ドイツ語クラスではよく、「手まり寿司」といって
ラップでキュっと丸く絞って作るひと口寿司を作っていましたが、
外国の方にも好評でした。
▼ふきん
お料理に使うふきんはあると便利です。
▼おんたま器
お湯を注ぐだけで温泉卵が出来る入れ物。
こちらでは卵が日本ほど衛生的でなく生では食べられないので
おんたまにしたりして少しでも火を入れます。
▼お弁当箱のスペア
旦那のお弁当箱のフタが壊れてしまって
とても困ったことがありました。
こちらでも日本のものを扱っているお店で買えたりしますが
2~3倍の値段・・・。
スペアに1~2個お弁当箱を用意しておくと良さそうです。
▼卵焼き器
卵焼き用の四角いフライパン。
こちらはほとんどIHのキッチンですのでIH対応のものを。
▼ご飯一膳用のタッパー
あまったご飯を冷凍しておくのに丁度いいような
タッパーがこちらでは見つけられません。
これも途中で母に送ってもらったもの。
空気穴があってそのままレンジにかけられるものは
便利ですね。
▼菜麺器
これはお友達に教えてもらって後から買いました。
野菜を麺状(だいこんのツマなど)に簡単にできるものです。
野菜がたっぷり食べられて便利です。
▼しりしり器
沖縄料理、にんじんしりしりを作るためのカッター。
大根つき、ともいうのかな。
しりしり好きなので、これははずせません。
ドイツのチーズおろし器でもできますが、
しりしりで作る方が、食感も味のしみ方もやっぱりいいです。
▼干し野菜のためのカゴ
温かくなると私はよくベランダで野菜を干します。
ドイツはハエやハチが多いので、目の細かい干しカゴが
おすすめです。
野菜を干すための、3段くらいに分かれた干しカゴが
通販などで手に入ります。
▼油こし器
これも母に後から頼みました。
ドイツでも買えると思っていたけど見つけられず。
ドイツ人はそもそも家で揚げ物をほとんどしないし
やるとしてもフライヤーという炊飯器みたいな形状の
揚げ物専用の機械を使ってやります。
お鍋で揚げ物をするなら、油こし器は持参しましょう。
▼お豆腐・納豆づくりキット
乾燥大豆は手に入るので、何度か手作り納豆を
作ったことがあります。
キットがあればもっと手軽にできるかなーということで。
次回持ってきてみようと思っているものの一つ。
▼いい和包丁
ドイツの包丁はいいと言われますが、
お魚をさばくのには向きません。
こちらではお魚がまず手に入りにくいですが、
買えたとしても、サバやアジなど、まるごと買ってきて
自分でおろさなければいけないことが多いので
いい和包丁と、お魚をおろすスキルが必要です。
私は自己流なので、日本に帰ったらまた勉強しなおします。笑
ーーーーーーーーーーーーーーー
不要だったもの、いらないかもしれないもの。
▼ホットプレート、電気鍋
結局いちいち重たい変圧器をセッティングして
鍋や焼肉をするのが面倒で、あまり使わなくなりました。
代わりに、こちらで安い卓上IH(20ユーロくらいで買える)を買って、
普通のなべやフライパンを乗せて使っていました。
▼たこ焼き器
そもそもタコが高いし、1回しか使わなかった。
家族でワイワイたこ焼きをよく作るお家では
あってもいいかもしれません。
▼フィッシュロースター
お魚を焼く機会が少ないので、出番は少ないかも。
お手入れも大変だし。
うちでは、フライパンにオーブンシートを乗せて
フタをしてお魚を焼いています。
ただ、近所のドイツ人から苦情が来ることがあるので
魚を焼くときは換気扇フル、キッチンの窓全開、
玄関の方に煙が行かないよう、
扇風機を回しながら焼いたこともありました。
魚ぐらい焼かしてよ・・・と思う。苦笑
▼竹串や、つま楊枝はドイツでも買えました。
▼和食ブームなので、お茶碗も雑貨屋さんで見かけたりします。
ポーランド食器のかわいいお茶碗も手に入りますよ。
いろいろ書いてきましたが、多分いまパっと浮かばないものは
それほど必要でないものかと思います。
というか、最初は少々不便でも1年2年たつと無いことに慣れて、
それほど不便を感じなくなってきます。
我が家は3食お米なことが多いので、日本の炊飯器を
使っていますが、それほどでもなければお鍋で炊くのも
アリですよね。(うちは炊飯器専用に大きい変圧器を
置いているのですが、それを用意するのもなかなか大変です)
お米はイタリア産のコシヒカリなど、白飯として美味しく食べられるものが
安く手に入るので、お米派の人でも安心です。
持参した方がいい食材などはまた別で書きますね。
質問あればコメント欄にお願いします。
これからこちらに来られるかたは、快適なドイツ生活になりますように。