今回の旅のテーマは「のんびり」。
1週間あるのでキツキツにプランを詰め込まずに
アパートでゴロゴロする日もあってもいいや、くらいの
ペースで動くことにしていました。
クリスマスの時期で、お店や見どころが閉まってしまう日も
あるので、それも考慮の上で。
12月24日は私のリクエストでリスボン水族館へ。
ヨーロッパ最大級の水族館で、
大阪の海遊館と同じ、
建築家ピーター・シャーメイフさんの設計なのだとか。
最寄りの駅から地下鉄に乗ります。
オフシーズンということもあってか、地下鉄は
どこの駅もひとはまばら。
でも清潔感もあるし、危なそうな人もいなくて
安全な雰囲気です。
各駅の装飾(タイル装飾多め)もセンスが良くて
見ていて楽しい。
路線は「赤ヴェルメーリャ」「黄色アマレーラ」「緑ヴェルデ」「青アズール」の
4色になっていて、とてもシンプルです。
乗り換えの看板も色で書いてあるのでわかりやすい。
シーズンオフに加え、この日は時折横殴りの雨で風も強く、
水族館もガラガラ。
ラッコさん~ (Kさん撮影)
中央の大水槽には、ほかの魚たちと一緒に泳ぐマンボウの姿が。
マンボウは水槽のガラスに当たるだけでもショック死するほど
デリケートだと聞いたことがあって、厳重にガードされて
展示されているのしか見たことがなかったのだけど、
ここではフリーでほかの魚と一緒に泳いでる。
すごーい!こんなにスイスイ泳いでるマンボウ初めて見た。
そしてこの水族館の展示のすごいところは
「奥行き感」。
写真ではわかりにくいかもしれないけれど、
ずーっと奥の方まで水槽が続いていて
自分が入り江の深いところまで迷い込んだような
不思議な感覚になる。
そしてその入り江の岩と岩の間をスイスイ泳ぐペンギン!!
ブレちゃってるけど、これ全部ペンギン!
ペンギンの泳ぐところが見られる展示は数あれど、
こんなに生き生きしているペンギンの姿はなかなか見られない。
ジンベイザメのような「目玉」がいるわけではないけれど、
展示の仕方が独特で、おもしろくて、
ずいぶん長い時間見入ってしまった。
帰りは水族館のすぐ近くの
ヴァスコダガマ・ショッピングセンター(ネーミングがベタすぎ。笑)で
ウィンドウショッピング&夕飯の買い出しをして
アパートへ。
この日は本当に悪天候で、傘をさせば風でひっくりかえるほどの
強風だったので、無理せず夕方からアパートで過ごす。
持参した袋のラーメンに、買ってきたエビを入れて
エビラーメンを作ったり・・・ (しあわせ・・・)
翌日はクリスマス(12月25日)でほとんどのお店はお休み。
雨も降ったり止んだりだったので、
街をちょっと歩いたり、開いてたレストランでランチをしたり。
リスボン名物のカワイイ市電。
ホントは黄色なんだけど、広告のラッピングで
黄色くない子が多くて、ちょっと残念。
お昼に食べたポテトとイカのグリル。
リスボンで食べるシーフードはどこもハズレがない。
メインストリートも閑散としてる。
これがヨーロッパのクリスマス、12月25日。
コルメシオ広場。
観光客がちらほらいるくらいで、とっても静か。
地下鉄もこのガラガラっぷり。笑
駅にも誰~もいない。
キオスクくらい開いてたら、少しビールや食材でも
買い足したかったんだけど、
案の定閉まっていたので諦めて、
持参していたカップラーメンを食べて夕食は終了。
ワンもお疲れの様子。
アパートのベランダから眺めるクリスマスの夜。
「シーン」という音が聞こえそうなぐらい静寂に包まれていました。
翌日は犬を連れて郊外へ足を延ばします。