プラハ城から街へ降りてきました。
そのままカレル橋へと向かいます。
観光名所のカレル橋の上は人でいっぱい。
お土産物の露店もたくさん出ています。
一際にぎわっているこちらの像は、聖ヤン・ネポムツキー。
台座の銅板に触ると幸福になると言われています。
王様の拷問を受けてカレル橋から川に投げ込まれたネポムツキーさん。
その様子が描かれた銅版です。
さわると幸福になるスポット、ヨーロッパ中にあるんですが・・・
あんまりいろいろ触りすぎると、どれが御利益あったのか、わかりません。 笑
カレル橋を渡って、旧市街でウィンドウショッピングしたり、
ぶらぶらしたり。
カレル橋にいちばん近い信号は、カウントダウン付き!
こんなの、日本だけかと思ってたら、あるんですね。
プラハっ子もせっかちなのでしょうか? 笑
この日も気温30度越えで、汗もいっぱいかいたので、
一旦ホテルに戻って着替えて、夕方またプラハ城に向かいました。
本日教会コンサートを聴くプラハ城内の聖イジー教会。
赤くてかわいい教会。
開場10分前。
オーケストラのメンバーがぞくぞく集まってきました。
ずいぶんゆっくりの会場入りです。 笑
聖イジー教会はプラハ城内最古の教会で、920年に完成。
その後火事があり、現在の姿は1142年に再建されたもの。
って、それでも十分古い!
音響の良さから、プラハの春国際音楽祭の会場にもなっていて、
頻繁にコンサートが開かれているそうです。
普段のコンサートは、主に観光客向けのもので、
モーツァルトやヴィヴァルディなど、だれでも知っている名曲を
演奏してくれるため、クラシック通でなくても楽しめます。
座席はVIPシート、A席、B席という感じでブロック分けされている以外は
自由席で、先着順に座れます。
私たちは真ん中のA席でしたが、早く入ったため、VIP席の一つ後ろの、
好位置をゲット。(ほぼVIPと変わらず)
教会は本当に古い石造りのもので、フレスコ画も消えてしまっていますが、
たしかにすばらしい音響です。照明、雰囲気も最高。
ふわっと包み込まれるような柔らかい音色にうっとりでした。
終演後、そそくさと衣装のままで帰っていくヴァイオリンソリストの女性。
だいぶ急いでいたようで、これから別のコンサートでもあるのかな?
町じゅうで毎日コンサートが聴けるプラハ、
演奏家のお仕事も結構忙しいのでしょうね。
日本でもこんな風にカジュアルにクラシックを楽しめる場所が
たくさんあったらいいのに。
この日は、帰りも遅かったので、スーパーで買い出しをして
ホテルの部屋で夕飯にしました。
遅い時間には、突如激しい雷雨になり、救急車やパトカーのサイレンの音が
鳴り響いたり、何事かと外を見ていると・・・
トラムが停電か何かで動かなくなり、レッカー車で移動させられていました。
その後すぐに復旧していたようですが。
大きな事故・火災などにならなくてよかったです。
プラハ3日目につづきます。