プラハ城は山の上にあってたくさん歩かなければいけないので、
体力のあるうちに行ってしまおうということで。 笑
ホテルはカレル橋やプラハ城などの観光名所からは少し離れていましたが、
トラムの駅や地下鉄の駅が目の前にあって、10分ほどで所要な名所に
アクセスしやすく、とても便利でした。
プラハの駅の券売機は小銭しか使えないところが多いようで、
ちょっと不便。
私たちはチェコの通貨コルナに両替したばかりで小銭の持ち合わせが
なかったので、駅のキオスクにてお札で切符購入。
(ヨーロッパはキオスクやインフォメーションで切符が買えるところも
多いです)
途中、トラムの駅をひとつ乗り過ごしてしまい、カレル橋のひとつ向こうの
橋近くまで行ってしまいました。
せっかくなので、そこからカレル橋を見ることに。
(こういう思いがけない寄り道が旅の醍醐味!)
ブルタバ川(モルダウ)は濁っておりましたが・・・
14世紀に造られたというカレル橋はやはり趣があり美しいです。
信号機や標識もいつも見てるものと違うと新鮮です。
(それにしてもチェコ語、全く読めなくて困る・・・!)
坂をのんびり登りきって、プラハ城に到着。
午前中早い時間でしたが、すでに観光客でいっぱい。
チェコの衛兵さんは、カチっとした感じ。
私は熊の毛のフワフワ帽の衛兵さんのほうが好きかな。 笑
門をくぐってしばらく進むと、中庭の先に突如大きな教会が。
ゴシック建築の聖ヴィート大聖堂。
この教会の中に、有名なムハ(ミュシャ)のステンドグラスがあります。
(見るためには入場チケットが必要)
パリで成功し、フランス語読みの「ミュシャ」の名前で知られているムハは
フランス人かと思われがちですが、チェコ出身の愛国心の強い画家で
パリから戻った後は、独立したチェコスロバキアのため、
建築装飾や切手・紙幣のデザインをほぼ無償で請け負うなど、
祖国のため尽力したそうで、チェコで最も愛されている
偉人の一人です。
大聖堂を出た後は、建物の裏手を歩いて「黄金小路」と呼ばれる
ショッピングストリートへ。
お城の敷地内にショッピングストリート?
不思議な感じもします。
この小道はもともと、お城に使える召使などが暮らしていたところで、
そのうち、この一角に錬金術師たちが住みはじめたことから、
黄金小路の名前がついたそうです。
いまはその小さな建物ひとつひとつがお土産物屋さんになっていて
手作りのガラス細工や陶器、アクセサリー、マリオネット(操り人形)など、
かわいいものがたくさん売られています。
(※この黄金小路を通るにも入場券が必要。お城のインフォで
共通券を買いましょう)
こちらは、皮ひもとオリジナルのチャームで作ったブックマーク(しおり)や
ペーパーウェイトなどを扱うお店。
種類もたくさんあってお土産用に人気です。
ほかにもプラハ城内には展示や美術館などもあり、ゆっくり見て回ったら
1日かかりそうです。
城内にある聖イジー教会にて、今夜教会コンサートが開かれるようだったので、
プラハの教会コンサートに行ってみたかった私たちは入り口でチケットを購入。
また後程ここに戻ってくることにして、一旦お城から街へ降ります。
お城から見えるプラハの街並み。
オレンジ色の屋根で統一されたとても美しい景色です。
この一帯はプラハ歴史地区として世界遺産登録されています。
尖塔が多く「百塔の街」とも呼ばれるプラハの街は
第1次・第二次世界大戦の戦火を免れ、中世の街並みを
今も残しています。
歴史的な建造物もたくさん残されていて、
建物の博物館のようです。
遠足に来ていた子供たち。
こんなところで遠足なんてうらやましい。(でも子供には退屈なのかな?)
お城を下山したところで軽めのランチをして、
2日目後半へ続きます。