最近スーパーでよく安売りしている芽キャベツ。1パック1ユーロ前後。
原産地はお隣ベルギー・ブリュッセルだそうで、英語でBrussels sproutと
言うそうです。(ドイツ語ではder Rosenkohl)
日本ではあまり食べないヨーロッパ野菜のひとつですよね。
私もあんまり食べた記憶がありませんでした。
先日は、ゆでてペペロンチーノパスタにして食べました。
ベルギー野菜の代表、チコリと同じように、ほんのり苦味のあるお味です。
ベルギーの人はこういう味の野菜が好きなんですね。
土曜日スーパーに買出しに行ったときに、Kさんからまた芽キャベツ食べたい、
とリクエストされました。
しかも、「ロールキャベツみたいにトマトでとろとろに煮込んだ感じのが
食べたい」と、珍しく料理法まで指定されました。
私がよく作る、キャベツや白菜をとろとろに煮込む料理が
好きなようです。(ロールキャベツや豚肉と白菜のミルフィーユなど・・・)
たしかに、芽キャベツは煮込み料理に使うのが一番ポピュラーなので、
やってみることに。
丁寧に外側の硬い葉をむいて、火が通りやすいよう、芯に十字の切れ込みを入れました。
圧力鍋にオリーブオイルを熱してスライスしたタマネギ1個と、セロリ1茎を
香りが立つまで炒めます。
そこにベーコン投入。(ハムやソーセージ、ひき肉、なんでもいいと思う。)
火が通ったら赤ワインコップ1杯くらい(200mlくらい)を入れて
酸味とアルコールを飛ばすように煮立たせてマッシュルーム、
芽キャベツ、つぶしたホールトマト1缶、固形ブイヨン1個、ローリエ1~2枚、
塩コショウを入れてフタをして加圧。
圧がかかったら弱火にして3分ほど。その後火を止めて自然に圧が下がったらOK。
あとは味を見て足りなければ塩コショウでととのえて完成。
しっかり煮込んだ芽キャベツは表面がとろとろ、中はお豆のような、おいものような、
ほくほくした食感で絶品でした。
体も温まるし、これからの季節の定番になりそうです。