おはようございます。
オランダビールの感想をレポートしますねーなんて言っていたのですが、
飲みすぎて夜中に激しくリバースしたため
(いきなりきたない話でごめんなさいね)
ちょっとオランダビールにトラウマを持ってしまったワタクシです。
どうやら、オランダビールは相当STRONGタイプが多いようで・・・
まあ、世界一の高身長国オランダですから、薄いビールではきっと
酔っ払わないんでしょうね。
先日買ったビールのアルコール度数を見たら、一番低いので6.5%、
8%とか11.4%なんてのもありました。
11.4%のやつはウィスキーみたいに濃くて、びっくり・・・
当分オランダビールは飲まないでしょう。笑
さて。この週末はいろいろとお出かけをしました。
土曜日は前々から行きたいと思っていた、ケルンにある楽器屋さんへ。
ドイツはジャーマンメタルも盛んですし、バンド大国ですが、
街中に大きな楽器店というのはあまり見かけません。
日本に帰ったら真っ先にお茶の水に行きたいくらい。笑
そんなドイツで最大級の楽器屋さんがケルンにあります。
楽器ショールーム兼ショップの建物(5階建てかな)と、
その奥に巨大な倉庫があります。
メインは通販で、相当数の在庫ストックがある模様。
KÖLN MUSIC STORE
http://www.musicstore.de/de_DE/EUR/
入り口の前には巨大なフライングVが。
テンションあがるw
キーボード&デジ系のフロア、ドラムフロア、
ギター&ベースフロア、アコギ・管楽器・アクセサリー系など
いろいろ分かれておりまして、リペアショップもあって。
駐車場も広いし結構遠方からも来てる感じです。
デジ系フロア。
ギター&ベースフロア。
以前ほかの小さな楽器店に行ったときにも気づいたのですが、
ドイツは日本の楽器店と違うところがあります。
それは「たいていの楽器は試奏が自由」なところ。
日本では基本的にどんな安いギターでも、店員さんを呼んで
「弾いてみていいですか?」と一声かけて、店員さんの監視下で
楽器に触れますよね。
ドイツでは「DON'T TOUCH」と書いてある、相当なヴィンテージや
サイン入りの展示品などを除き、普通のモデルは勝手に手にとって
勝手にジャカジャカ鳴らしてOK。20万円以上するギターだって
持参したピックでガシガシ弾いてもだれも何にも言わない。
さらにここMUSIC STOREは、積極的な接客は皆無で、
勝手にいろいろ試奏してても、まったく声を掛けられず、
極端な話、端から端まで全部試しててもOK。
(電気屋や洋服屋では結構接客してくるけどね)
そしてさらにステキなのはいろんな種類のアンプが積まれた
防音テストルームがフロアに10箇所くらいあって、
勝手に入って勝手につないで、ギターの音出しもOK。
ドイツというのは「自己責任」を尊重するお国柄。
なので、こういう場所での自由度は高い分、
なにかやってしまったら、お客さん自身の責任と言う緊張感は
みんなそれぞれ持ってる。
だからイタズラするような年頃の子供や大きな犬を連れてくる人は
もちろんいないし、暗黙の了解で成り立っている。
日本みたいに責任の押し付け合いを避けてルールだらけに
なっていない分、常識ある大人にとっては自由で快適なのです。
ドイツでは子供の頃からその「自己責任」を叩き込むため、
幼稚園でも、子供同士の喧嘩に先生や親が介入しないし、
物を壊してしまったら、なぜ壊れたかを考えさせ、
最終的に自分で処理・片付けもさせると聞いたことがあります。
日本でやったら、「なんで喧嘩止めてくれないんですか?」
「割れたお皿の破片で手を切ったらどうするの?」と
殴りこんでくる親がいるでしょうね。苦笑
この日は楽器の下見ということで少し手にとってみて
何点か候補を選んできました。
こちらで練習用に使うだけなので、安い5万円以下の
ギターを買う予定で、エピフォン339かヘフナーの廉価モデルの
セミアコにしようかなと思ってます。
MUSIC STOREのとなりには大きなBAUHAUS(ドイツの
DIYショップチェーン。いわゆるホームセンター。)があって、
こちらも楽しかったです。
午後はデュッセルドルフの市街に戻り、
MUSEとMIKAの新しいアルバムを買ってきました。
どちらも名盤の予感でわくわく。
やっぱり音楽に触れているときが一番幸せかな。