ドイツな餃子 | ドイツ・メアブッシュにて☆2人と2匹で暮らすドイツ

ドイツ・メアブッシュにて☆2人と2匹で暮らすドイツ

2012年3月末、
旦那様の転勤でチワワ2匹を連れて神奈川県から
ドイツ・メアブッシュ市へ引っ越してきました。
初の海外生活でわからないことだらけで
ドキドキの毎日です。。。
日々の珍道中、犬のことなど綴っていきます。

おはようございまーす。

今日も朝から雨と風で、どんより暗~いドイツです。


先日Kさんのお誕生日に餃子を作りました。

Kさんは餃子がこの世で一番大好きで、しかも餃子のときは

ほかのおつまみは一切いらないので、とにかく餃子をたくさん食べたい人。

なので、2人ですが、市販の皮2袋(約50個)を作ります。

2/3はKさんが食べるくせに、包むお手伝いはしてくれません・・・

私の実家では父が包んでいたんだけどな~。

そんなわけで、一人での餃子作りは面倒なので、

お誕生日とか、なにかのお祝いとか、そういう時にしか

餃子は作りません。笑


皮は日本食スーパーで購入。日本のメーカーのものなので

ちょっと高くて一袋2.5ユーロ。

中国スーパーにももちろん餃子やシュウマイの皮売っていますが

まだ試したことがありません。(今度チャレンジしてみます)

しかし問題はお肉。

ちょっといいお肉屋さんに行くと、豚肉のミンチがおいてあるところも

ありますが、ドイツの普通のスーパーではあまり見かけない。

「あいびき」か「牛ひき肉」が主流なのです。

(鶏はそもそもミンチにしないし・・・)

その代わりにMETTならどこでも手に入る。

METTというのは、生の豚挽き肉に、塩やスパイスを混ぜたもので

生のままパンにのせて、タマネギのスライスやハーブなどと一緒に

食べるドイツ料理のひとつ。(ドイツ版ユッケ?)

生の豚肉を食べるなんて日本人にはちょっと信じられませんが、

ドイツ人の大好きな食べ方です。

私は生の豚肉のクセが少し気になるので、あまり食しませんが、

どんぶりに乗せてワサビ醤油かけて「METT丼」なる食べ方を

するツワモノの日本人もいるとか。

そのMETT用の豚ひき肉、すでに塩やスパイスがMIXされて売られています。

photo:01


餃子や炒め物に使ってみたいけど、塩気やスパイスが強すぎないか、

気になっていたんですよね。

そんなときに丁度、学校のお友達もMETTで餃子作ったなんて話をしていて、

下味いらずで美味しかったといっていたので、私もチャレンジしてみました。

ニンニク、ショウガ、ごま油、香り付けの醤油小さじ1くらいだけで

あとはMETTのもともとの味におまかせしました。

野菜はヤロマコール(平たくて、日本のキャベツに近いキャベツ)だけの

シンプルな中身にしました。

photo:02


photo:03


洋スパイスの感じは全くしないし、ジューシーで美味しかった!

(にんにく、ショウガを多めに入れたからかな・・・?)

炒め物やチャーハン、肉団子スープなど、いろいろ使えそう。

春雨とシナコール(白菜)、ポロネギの肉団子スープとかいいなぁ。

これから寒くなる時期、ショウガもたっぷり入れて・・・。


そういえば、トウモロコシなどの飼料の価格高騰で

豚肉の価格も上がるかもしれないようですね。。。

ハムやソーセージが値上がりしたら、ドイツ人やっていけないぞー。

どうするんだろー。困るなぁ~。。。