おはようございまーす。
今日も朝から雨と風で、どんより暗~いドイツです。
先日Kさんのお誕生日に餃子を作りました。
Kさんは餃子がこの世で一番大好きで、しかも餃子のときは
ほかのおつまみは一切いらないので、とにかく餃子をたくさん食べたい人。
なので、2人ですが、市販の皮2袋(約50個)を作ります。
2/3はKさんが食べるくせに、包むお手伝いはしてくれません・・・
私の実家では父が包んでいたんだけどな~。
そんなわけで、一人での餃子作りは面倒なので、
お誕生日とか、なにかのお祝いとか、そういう時にしか
餃子は作りません。笑
皮は日本食スーパーで購入。日本のメーカーのものなので
ちょっと高くて一袋2.5ユーロ。
中国スーパーにももちろん餃子やシュウマイの皮売っていますが
まだ試したことがありません。(今度チャレンジしてみます)
しかし問題はお肉。
ちょっといいお肉屋さんに行くと、豚肉のミンチがおいてあるところも
ありますが、ドイツの普通のスーパーではあまり見かけない。
「あいびき」か「牛ひき肉」が主流なのです。
(鶏はそもそもミンチにしないし・・・)
その代わりにMETTならどこでも手に入る。
METTというのは、生の豚挽き肉に、塩やスパイスを混ぜたもので
生のままパンにのせて、タマネギのスライスやハーブなどと一緒に
食べるドイツ料理のひとつ。(ドイツ版ユッケ?)
生の豚肉を食べるなんて日本人にはちょっと信じられませんが、
ドイツ人の大好きな食べ方です。
私は生の豚肉のクセが少し気になるので、あまり食しませんが、
どんぶりに乗せてワサビ醤油かけて「METT丼」なる食べ方を
するツワモノの日本人もいるとか。
そのMETT用の豚ひき肉、すでに塩やスパイスがMIXされて売られています。
餃子や炒め物に使ってみたいけど、塩気やスパイスが強すぎないか、
気になっていたんですよね。
そんなときに丁度、学校のお友達もMETTで餃子作ったなんて話をしていて、
下味いらずで美味しかったといっていたので、私もチャレンジしてみました。
ニンニク、ショウガ、ごま油、香り付けの醤油小さじ1くらいだけで
あとはMETTのもともとの味におまかせしました。
野菜はヤロマコール(平たくて、日本のキャベツに近いキャベツ)だけの
シンプルな中身にしました。
洋スパイスの感じは全くしないし、ジューシーで美味しかった!
(にんにく、ショウガを多めに入れたからかな・・・?)
炒め物やチャーハン、肉団子スープなど、いろいろ使えそう。
春雨とシナコール(白菜)、ポロネギの肉団子スープとかいいなぁ。
これから寒くなる時期、ショウガもたっぷり入れて・・・。
そういえば、トウモロコシなどの飼料の価格高騰で
豚肉の価格も上がるかもしれないようですね。。。
ハムやソーセージが値上がりしたら、ドイツ人やっていけないぞー。
どうするんだろー。困るなぁ~。。。