みなさんこんにちは、満田です


今週はドイツの動物保護施設について紹介したいと思います。




いきなりですが...
みなさんはおうちのわんちゃんとどこで出会いましたか?
ブリーダーや知り合いの方を通じて出会った方もいると思いますが、ペットショップで元気に遊ぶ姿を見て一目惚れしたという方も多いのではないでしょうか

日本では、ペットショップのショーケースに仔犬や仔猫が並んでいるのはごく普通の光景ですが、ドイツのペットショップでは仔犬や仔猫の販売はほとんどしていません



では、ドイツでわんちゃんを飼いたい方はどうするのかというと...

以前のブログで少し紹介しましたが、わんちゃんを飼いたい場合は、飼いたい犬種のブリーダーを探して仔犬が生まれる前から話し合いをし、生まれた仔犬が生後8週齢を超えてから引き取るというかたちになります。
また、ティアハイムと呼ばれる動物保護施設から引き取ることも、ドイツでは一般的な方法のひとつです




ティアハイム(Tierheim)とはドイツ語で「動物の家」という意味をもつ動物保護施設です
ドイツ全土に500以上の施設があり、その中でもティアハイム・ベルリンはドイツ最古で1901年から100年以上の歴史があり、敷地面積は約16㌶(サッカーコート30面分)、世界最大規模の動物保護施設といわれています

ティアハイムでは犬や猫だけでなく、鳥やうさぎ、ハムスターなどのペット全般が保護の対象になります


何よりも日本と違うのは、ドイツでは殺処分という発想が認められていないため、ティアハイムで保護されたわんちゃんは新しい家族が見つかるまで、もし見つからない場合でも一生をこの施設で過ごすことができるということです


殺処分の無いドイツですから、ティアハイムにやってきたわんちゃんたちは「捨てられた」ではなく「より良い新しい家族を探すため仲介に出された」と考えることが出来るのではないでしょうか

日本にもいつかこんな施設が出来て、殺処分される動物がゼロになることを願わずにはいられないですね



それでは今週はこの辺で失礼します

来週も引き続きティアハイムについて紹介していきたいと思います


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写真は愛犬あいらです

最後までお読みいただきありがとうございました!



Villa MARINA 研修生 満田