みなさん、こんにちはビレッジです。
前回は学校の勉強の意義について書きました。今回は「働く事について」です。
私事ですが、筆者が1歳(姉4歳)の時両親が離婚しその後は高卒まで「父親」に
育てられました。一般的に、子供は両親が協力し育てるものですが、この場合、
父親が「会社で働き、家事と育児」をやったわけです。これは母親が「会社で働き、家事と育児」をした場合も同様な感じに見えますが、60年前の話なので現在とは
全然違う社会的環境(国の公的金銭支援や女性労働者の不利益な立場等)です。
筆者が中学生の時、父から「お前の仕事は勉強することだ」と言われた事が
あります。勉強の成績が悪いながら「そうか俺の仕事は勉強か」と思いました。
「働く事について」の前提として、まずは「衣食住」の3原則です。
大昔の時代から生活の根本は獲物を捕食する、自然や人工的に育成された植物を
食べる事です。当たり前の事ですが、食べれないと生きていけません。
この時代は、役割分担が明確で、成人男性は、獲物を捕る。家畜を飼う。野菜等を
作る。女性は、子供を育てる。
現代は「農業と漁業の生産者」がいて、食材を「運送する人」「加工する人」
「調理する人」「店頭に並べる人」が働いています。
次に住む所です。家や土地の所有者は、公共物か個人の物かの違いはありますが、
勝手自由に住むことは出来ません。「土地を測量する人」「建築資材を作る人」
「土台を作る人」「大工さん」が働いています。
最後に着る物です。古代大昔であれば毛皮か植物で作ったと思いますが、現在は無数の衣服があります。この衣服についても多くの人々が働いて我々が入手できます。
当たり前のことを述べてきましたが、皆さんは普段意識はあまりしていないと
思います。様々な職業(犯罪を除く)の人達が働き、私達の生活が成り立っている
のです。個人的には他の職業人とは接触のない場合もあり、人によっては嫌な職業人
もいて性格が合わない人もいるでしょう。しかし、相手をどう評価しようと働く事は他人の為になっているのです。
1 働けない人
心身又はどちらか一方が働くに耐えない高齢者、病気等の障害者、看護・養育に
携わる人等
2 働かなくても良いと思われる人
(1) 会社等で定年まで勤務して社会貢献し、自らの意思で働かないと決心した人
(2) 学業に専念するため、働く必要がない人
皆さん、野生動物は獲物を捕らないと(仕事をしないと)死に繋がります。
3 日本社会では
憲法第25条(国民の生存権)
「すべて国民は健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」
「国は、すべての生活部面について社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上
及び増進に努めなければならない。」と規定しています。
これは国民には生存権があり、国家には生活保障の義務があるという事です。
制度としての「生活保護」ではありません。
4 日本国民の三大義務
「教育」「勤労」「納税」
5 日本国憲法第27条1項
「すべての国民は、勤労の権利を有し、義務を負う」
そうです、先ほども書いていますが、病人でない限り、高齢でない限り
学生でない限り、「働くのは義務なのです」
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