●帝王切開で産む２。～産まれる瞬間、後処置のこと～
こんにちは！
さいたま 武蔵浦和
マタニティ向け整体・産後骨盤矯正
産前産後ママ専門の出張整体
ヴィラフォーママの阿久根愛です。
いつもご閲覧ありがとうございます＾＾
初めましての方へ。
私は３人の娘を帝王切開で産んだママセラピストです＾＾
帝王切開について色々書き綴っています。
どうぞよろしくお願いします。
昨日ＵＰした
帝王切開で産む１。～当日の前処置の話～ の続きです。
やっぱりグロテスクな（？）表現が多くなるので、ニガテな方は避けてくださいませ＾＾
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
部分麻酔が効いて、首から下の感覚がゼロになった。
手術開始。
部分麻酔は、頭ははっきりしているから普通に会話ができる。
頭のすぐ上に麻酔科の先生がいて、これまた軽～いノリでよく話しかけてくる。
「今ね～、お腹切ってるよ～」
麻酔が良く効いていて全く痛みなし。
仕切りでお腹は見えないけど、上にあるあのギラギラした照明の金属部分に自分のお腹が映っているのが少しわかった。
なんとなく赤いのが見えそうになって、絶対見ないよう顔をそらす。
麻酔が効いている時に、頭を沢山動かすと頭痛を引き起こすと何かで読んだ。
だから、なるべく頭を動かさないようにしていた。
お腹を切られる感覚って
軽く「ツー、ツー」と切られるイメージだったけど
（カッターで段ボール開けるような）
結構グイグイお腹持ってかれる！
身体がゆっさゆっさ揺れる！！
（おおおおぉぉおおおぉぉおお・・・）
↑
切られている時の私の心の声。
例えて言うならまさに！
マグロの解体ショー！！！
グイグイされたあと、
「赤ちゃんもう出ますからね～」と先生の声。
※あぁ、綾野剛に取り上げてもらいたかったな・・笑
どう答えていいのか分からず
「は、はい・・」と小さく答えた直後。
思いきりグイッ！とお腹を大きく押され
お腹ごと引き上げられるような感覚。
瞬間。
「ウンギャーア！ウンギャーア！・・」
「はい生まれましたよ～女の子ですよ～！」
助産師さんが娘を抱いてチラッと横から見せてくれた。
しわしわで、真っ赤で、胎脂まみれで黄色くて。
うわーーーー産まれたんだーーーー
と思うと泣けてきた。
帝王切開の子は、産道を通らないため
うまく肺呼吸ができずに泣かない子もいるらしい。
肺呼吸ができるか、ちゃんと泣いてくれるか
それだけが心配でした。
親の心配をよそに、長女は肺呼吸がちゃんとできただけでなく
排泄も整えちゃったようで（笑）
「ウンチしながら生まれてきましたよ～！」
と助産師さんに笑われました（恥）
今でも、長女の便が私の子宮内やお腹の中に漏れなかったのかが気がかりでなりません（笑）
長女とのご対面は一瞬で終了。。
長女は後処置のため別室へ。
私はそのまま子宮・お腹の縫合処置へ。
麻酔がまだ効いているので感覚無し。
麻酔科の先生の軽快なトークが続く。
私も無事に産まれたことへの安堵でジョークを言ったり笑ったり。
でもその間も、嬉し涙は止まらず、先生が話をしながら時折涙を拭いてくれていました。
オペ室はマンマ・ミーアの曲がずっと流れていました。
それがすごく心地よかったのを覚えています。
今でもマンマ・ミーアの曲を耳にすると長女の出産を思い出します。
後処置にどれくらい時間がかかっただろうか。
時計がないのでわからなかったけど
「結構長いな」と思っていた。
後処置終わり、うまいこと病衣を着せてもらい
弾性ソックスを履かされ
数人がかりでオペ台からタンカへ移動させられる。
「せーのっ！」ゴロン。
布団をかけて、眼鏡もかけてもらいオペ室から出る。
待合室には旦那と母。
私の後処置中に長女を抱かせてもらったらしい。
チキショウ、私はまだチラ見レベルなのに！（悔）
すると少しして助産師さんが、ニット帽を被った長女を連れて来てくれ、初めて我が子を抱きました。
スッピン、髪ボサ、眼鏡。
これだけでもテンション下がるのに、顎下からの角度で記念撮影されたもんだから、よりブサイクに磨きがかかって、軽く旦那を呪いました。
お産の時はメイク禁止だから、せめて次はマツエクしよう。
写真を撮られる時は頭側から上目遣い風に撮ってもらおう。(←だれ)
写真撮影しながらそんなしょーもないことを考えていました。
後々、写真は残るから
せめて眼鏡は外しましょう(教訓)
低体温症防止のため、長女とのご対面もごくわずか。
写真を撮ったら看護師さんが娘を連れてさっさと新生児室へ戻ってしまった。
旦那や母は、新生児室から長女を見ることはできるが、私はもう翌日昼まで会えない。
それからすぐに病室へ運ばれ
「せーのっ！」ゴロン。で、タンカからベッドに移動。
フットポンプを両足に装着される。
このフットポンプ、当たり前だけどずっと
「プハーー(膨らむ音)、プシューー(縮む音)」
を繰り返していてうるさいし、寝返りもほとんど打てないしで、一瞬で大嫌いになった。
(子供か)
母と旦那も部屋にやってきた。
赤ちゃんを出したからか、急にひどい悪寒がして体がブルブル震えが止まらない。
歯もガチガチ言い始める。
そして気分は出産ハイ。
震えながらもすごい勢いで、オペの様子を母に話していた。
自分でもおかしいなと思うくらい、気分がハイになっていた。
ひとしきりマシンガントークをかましたら、今度は強烈な疲労感と睡魔に襲われる。
旦那と母は帰ったので、力尽きるまで友人達に出産報告メールを送ったりしていた。
(あらかじめ報告メールを下書き保存しておいて良かった)
薬剤師さんらしき人から部屋にやってきた。
これから処方する薬の説明をしている。
強烈な睡魔のせいで頷くのがやっと。
「早く帰ってくれ」と思っていた。
(失礼すぎる)
点滴は術後もずっと付けっぱなし。
後陣痛の痛み止めを投与し続けているらしい。
そのおかげで全く痛くない。
なーーーんともない。
「なんだ、全然痛くないや。帝王切開って楽勝だな！！」
そんなことを思いながらウトウト眠りについた。
その頃はまだ、帝王切開を舐めきっていた。
その３日後には強烈な痛みに襲われるとも知らずに・・。
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本日も、ありがとうございました！
産前産後ママ専門の出張整体
Villa for mama 阿久根愛でした。
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