八ヶ岳は再び雪模様とか・・。富士山を厚い雲が覆い隠し

静岡以東、つまり東京が風雨や雪に晒されていることが窺

われます。しかし、静岡は強風ながらもこの陽気、気温も

15度まで上がる過ごしやすい温かな一日となりました。

西風にあおられ、安倍川河川敷のほこりが舞い上がります。

花粉も相当量混ざり込んでいる模様。涙目になります。

しばらく見ないうちに安倍川辺りの季節は衣替えを終えて

いたようです。

早咲きの桜は既に大方散り、葉桜状態

「遅いよ」と言われているようです。

安倍川河口には小さな鳥の楽園があります。

下水処理場の排水溝なのですが、浄化されて

出てきた処理水の透明度には驚かされます。

そこに鳥や魚が棲むという具合。

おなじみのマガモに

カワウの夫婦 仲睦まじく、ずっとつがいで

見つめ合い、日向ぼっこ。いやされます。

しきりに潜って魚を探している様子。

一度潜るとしばらく水中を泳ぎ回り、

アザラシのような器用さ、潜水を楽

しんでいるようにも見えます。

と、珍しく目の前にキジバトが降りてきました。

警戒心が強いはずですが、何か様子がおかしい。

どうやら、足を怪我しているようでした。

ビッコをひくようによろよろと歩く。

何かが絡まっている訳ではないようですが

心細げに片足を丸めながら歩くのは痛々し

げに見えました。

「見てやるからこっちに来いよ」。通じるはずも

ありませんが、手招きしてみると、一定の距離を

置いて離れない。結局それ以上のことは出来ませ

んでしたが、何となく気持ちの通じる錯覚を感じ

る瞬間でした。足の怪我は自然の世界では命取り

なんじゃ無いだろうかと気に掛かります。

眼前に拡がる太平洋と伊豆半島。

今日は釣り人もおりません。

しばらく続いた強風も止み、打ち寄せる波も穏やか。

そそり立つ松の大木にご挨拶して本日の散歩は終了です。

ご覧のように途中枝を切られても切られても上に枝を伸

ばして100年以上生き残ってきた強者です。彼を見上げ

ては勇気を貰っております。

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