一日降り続いた雨は夜更けに止み、冷え込んだ空気が辺りを包み込みます。さすがに氷点下はなくなりましたが、4月も半ばというのに、高原の朝は寒いまま

静まりかえった森は、日が差すと次第に様子が変わってきます。鳥のさえずりが何重奏になって、賑やかに響きます

最近数の増えたジョウビタキは、夫婦で散歩する私たちの前をまとわりつくように飛び回ります。カラたちの主食の種子類は食べない代わりに、換気扇口など、大事なところに大胆な巣を架けます。なに?今年もよろしくとか、挨拶に来たの?

暇な雨の日と対照的に八ヶ岳ブルーがまぶしいこんな日は、とにかく外に出たくなります。管理会社からは、「道路のミラーにクマらしい動物が横切ったのが映ったのを住人が見た!」などという、決定的証拠といえない注意報が出されていますが、住人はいたって平静を装って散歩などしています。

道端の木々たち。ようやく本名の知れたバッコヤナギ。羽毛で覆われた写真はGoogleはネコヤナギとしか判定してくれませんでしたが、ここまで来るとその個性を理解した様子。大きな原木は、まな板に良いんだそうな。

ほのかに香るタンコウバイ 何もないこの時期に春を感じさせてくれる有り難い花です。小さく、緻密な花の造りが好きです。

コブシ 道端の木々は暖かい陽射しを浴びて、いっせいに開花しています。

溝とアスファルトの隙間など、限界集落的なところを好んで咲くスミレ これも立派な生存術なのでしょう。隅っこにいるのに、紫の花弁でしっかり自己主張する健気さが気に入っています。

植え付けはカッコウが鳴くまで待つのが高原花壇のセオリーですが、我慢できずにJAファームへ出掛けてしまいました。

入荷はまだ少ないものの、久々に入ったJAファームは嫁ぎ先を待つ鮮やかな花々が並んでいました。

鉢植えは奥方の担当 寄せ植えのバランスや色合わせなど、私にはなかなか権限を頂けないのです。

おそらく彼らの仲間で最高地点の1,400mの高原ガーデンに来た彼らの運命やいかに

天気が良いときは最高のコンディションなんですが、油断は出来ません。もっとも、ここが安全な気温になった時には既にJAファームの苗が売り切れているので、毎回悩むところです。

作付けを待つ畑地と萌え木と満開の一本桜 蓼科高原の光景です。

平日の午後のひととき。蓼科山をバックに広がるお花畑 思わず車を停めてシャッターを切ります。ゴールデンウィーク前後までこんな風景が続きます。

今回の滞在もあっという間に終了 特段何か面白いイベントが在るわけではありませんが、五感をフル稼働して春を感じる、それがここに魅入られたものの楽しみなのです。沿線に若葉萌える中央自動車道を走らせ、静岡に帰ります。

富士山がお出迎え さあ、明日は一仕事です。

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