気がつくと橙子は自分の席に着いていた。

「と・う・こ」

「は!え、あ、美香!!」

「どしたのー?ボーっとして。」

クラスメイトで一番仲の良い、藤菅 美香に話しかけられ、やっと気がついた。

美香は橙子の次に背が高い。二人並ぶと高校内NO.2モデルだと噂されていた。

それもそうだ。二人とも、そこらへんでは有名な美女だったのだから。

橙子は美香と校内散歩に行くことにした。

今日ゎ、、、私学受験でした―――。

あ”---疲れた。なんだろうね。とってもめんどくさかったよ。

なんだろう。やっぱテストゎ嫌いだ―――――。

なんか、受験って感じがしなかった。わーぉテストだーくらい。

でも今になってみると・・・落ちたらどうしよう・・・って考えちゃうさ。

まー受かることを祈って。。。

一応マスはほッッとんど全部埋めたんだよ!?

ん~今日ゎ疲れたから寝る。

おやしみなせぇ♪

「う~ん・・・なんかねぇ・・・」

千佳子は橙子から目をそらし、外の景色を見た。

「なんかあったの?」

千佳子は口を開かない。

さっきまで気にもならなかった電車の音がいっそう大きく聞こえた。

しばらくの沈黙の後、千佳子がようやく口を開いた。

「なんか・・・浮気されてるっぽい?」

「えぇ!?・・・なんでそう思うの?」

「様子が変ってゆうか・・・話してる途中によくぽけ―――ってしてるんだよね」

橙子は付き合った経験というものが全く備わっていなかったので何も言えなかった。

―――何かいわなくちゃ!・・・何か何か何か!!

橙子は必死に考えた。

そんな橙子の様子を見てか、千佳子はクスクス笑い、

「まぁ、勘違いかもだし?ダイジョーブでしょ♪」

千佳子は明るい笑顔をして見せたが、その笑顔にはどこか違和感があった。

「千佳・・・」

橙子が話そうとしたちょうどその時、電車は目的地につき、橙子の言葉は止められてしまった。

千佳子は途中で他の友達を見つけ、行ってしまった。

橙子は学校につくまで千佳子が話していたコトを考え、途中で何人かに声をかけられたのも気づかない程であった。