とうとう、明日から試合再開です。
このところずっと、ほぼ定時ばかりの日々。
率直に言って、欠員が多かったり機械にトラブルが発生したりと、
今日は1時間程度残業かな・・・と思ったことも、ないわけではありません。
ですが結局、「明日以降で取り戻しましょう」との指示の下、
残業なしで終わることがほとんどです。
まず残業ありきという発想だった(と、私は思っています)これまでとは、大きく異なります。
何故か?
リーダーが代わったから。
今年3月、ちょうどあの小蝿の退職とほぼ時を同じくして、突如前リーダーが退職。
いや、突如だったわけではないのでしょうが、
少なくとも他人にあまり関心を持たない(ことにしている)私的には、全く寝耳に水。
なので事情も何ら知る由もありませんが、とにかく転職するとのことでした。
聞くところによれば、彼は30代前半。まだまだどんどんキャリアアップできる年代です。
で、その後任として他部署から異動となったのが、現リーダー。
年齢は40歳前後。Y工場からの異動組で、岡山製造課に来てから確か2年ほど。
元々他社でそれなりのキャリアを積んでいたようで、
異動後ほどなくしてリーダーを任されています。
それまでほとんど接点はありませんでしたが、
恐らくなかなかの切れ者なんだろうなというのが、私の勝手な印象でした。
予想通り、彼が来て以降、この部署の雰囲気は確実に変わりました。
即断即決。必要なことを必要なだけ行うという発想。
どちらかと言えばことなかれ主義的だった前任者と異なり、基本的に忖度なし。
もっとも、その分厳しくなったという見方も成り立つわけですが。
そして、大きな変化がもう一つ。
4月下旬頃からずっと、異動前の工程(以下A工程とします)に配置されるようになったのです。
それまでにも、人員の関係で一時的にA工程に配置されることはありました。
しかし、それはあくまでもワンポイント・リリーフ的なもので、
メインは異動後の工程(以下B工程)。
「午後からA工程へ」とか「残業からA工程へ」などといったことがほとんどでした。
元々私が異動して以降、A工程は主に当時2年目の若手社員君が担当していました。
しかし昨年暮れ辺りからやけに欠勤や早退が目立ち出し、年明け以降は全く来なくなりました。
辞めたのか・・・?と思いきや、退職ではなくて休職。
大分後に小耳に挟んだところでは、副リーダーとトラブって、病んでしまったようです。
その後、A工程には新たに入った派遣社員が配属されましたが、彼も1か月ほどで退職。
以降は主に副リーダーが担当するようになりました。
若手社員君は3月になって復職しましたが、
副リーダーと絡まないようにとの配慮からでしょう、そのまま別の部署へ。
私自身はずっとB工程から動くことはなく、たまにA工程という状況が続いていました。
しかし、4月下旬以降はずっとA工程。B工程は専ら副リーダーが担当しています。
当初は単に一時的なことと思っていたのですが、それがもう既に3か月半以上。
この間私は、B工程の作業からはすっかり遠ざかっています。
せいぜい、流れの遅い時などにほんの少し手伝う程度です。
考えられる理由としてはまず、私の習熟度の問題。
半年以上経過しても、私のB工程の作業の習熟度はまだまだで、
一応習得できているのは、一連の作業のうちのせいぜい半分程度。
きちんと教えてもらえばいい話なのですが、繁忙期とも重なり、
教える側にも教わる側にも、到底そちらに時間を割く余裕などありませんでした。
そうでなくとも、「一応習得できている」作業にしたところで、自信は全くなかったのが実情。
そんな状況下で、またやったことのない作業にまで積極的に手を伸ばす気にもなれず、
月日だけが過ぎてしまっていました。
さらに今年に入って以降、B工程にも退職者が数名。
特に4月には数年在籍していた人が辞めてしまい、B工程は人員不足に陥りました。
・・・恐らくこうした状況から、元々B工程での経験の豊富な副リーダーを戻し、
私はこれも長年慣れ親しんだA工程に回す、ということになったのではないかと思われます。
そのまま私がB工程にいたのでは、どんどん遅れてしまいかねませんから。
再びA工程で作業をするようになって、3か月半少々。
少なくとも精神的には、かなり楽にはなっています。
ですが、いつまたB工程に戻されるのかという不安は、常に付きまとっています。
基本的に、B工程の作業に適性があるとは思えませんし、
ましてやこんなに長期にわたって遠ざかっているとあっては、なおさらのこと。
そろそろ繁忙期にも差しかかってくるはずのこれからの時期、足手まといにしかならない。
何よりかにより、気になるのは副リーダーとの関係。
年明け頃から、激しく恫喝されることはほとんど・・・なくなりました。
若手社員君とのこともあり、もしかすると誰かに諭されたのかも知れません。
しかし、一つ間違えればどうなるかは明白。
もはやトラウマというよりPTSDのように、
作業中に彼が視界に入ってくると、相変わらず無駄に緊張してしまっています。
そして常に彼の存在を意識し、なるべく彼の視界を避けるように動いている状態です。
基本的に、凄くいい奴なのです。彼は。
今時の若者で、仕事に対してこれほど真面目な人はなかなかいないと思いますし、
本来は人柄も至って温厚。周囲との関係も良好です。
ですからこれは、彼がどうこうというよりも私自身の問題。
どうしても他の人たちのように気軽に接することができず、何処か構えてしまう。
用がない限り、自ら話しかけることはありません。
このままA工程にいる分にはそれでもいいのですが、もしB工程に戻ることになったら・・・?
7月に入ってから、そんな不安をさらにかき立てる事案が浮上してきました。
現在2年目の若手社員君が他部署から異動してきて、
私はリーダーから、A工程で担当している作業を彼に指導するようにと指示されたのです。
この部署の作業を一通り習得させたいとの意向のようで、
他工程とも掛け持ちという形ではありますが、実際に短時間ながら何度か指導しています。
若いだけに呑み込みも早く、あっさり習得できてしまいそうです。
そう。ここも私がずっと勘違いしていたこと。
B工程への異動を通して、思い知らされました。
私はそれまで、A工程での私の作業は自分が第一人者で、私以上にできる奴はいないと、
心の何処かで常に思っていました。
しかし、そうじゃない。それは私のとんでもない勘違い、いや思い上がりでした。
習得までにかかる時間については個人差があるにしても、
基本的には誰にでもできる作業だったのです。少なくともB工程の作業よりは。
4年半以上もの長きにわたってやっていた分、あまりにも思考が凝り固まり過ぎていました。
そしてここで、若手社員君の指導です。
8月に入る辺りから、彼は退職者が出て人員不足になった他工程に入るようになり、
私の指導も途絶えたままです。
果たして彼はこのまま、その工程を担当することになるのか?
それとも改めて、私の作業の習得に本腰を入れることになるのか?
もし実際に彼に引き継ぐことになったとしたら、私の立場は?
・・・恐らく、B工程に再び異動となる可能性が高い。
しかしそうなれば、上記のような様々な不安が重くのしかかってくることになります。
いや、それはもう既にのしかかっており、
毎朝の、時に休み明けの朝の陰鬱な気分は、まさにこれが原因でした。
本音を言ってしまえば、もう異動なんて勘弁してもらいたい。
結局私は今の部署においては、A工程のこの作業ぐらいしかできることがないし、
ましてや半年経ってもあの程度のことしかできないB工程の作業に、適性がないことは明らか。
もうあんな思いはしたくない。
何かトラブルがあった時や、人員不足の時などの協力はもちろん惜しまないし、
自分にできることは精一杯やりたいとも思っているが、
B工程のメンバーとして正式に固定されるのは、もうストレスでしかない。
そもそも、そろそろ繁忙期に入ろうかというタイミングで、どうしてわざわざ?
だったらむしろ、全く真っ新な状態で他部署に移り、ゼロから始める方がまだいい。
毎朝こうした不安や緊張の中、その日の配置が確定したところで一安心して作業に集中。
ずっとそんな日々が続いています。
リーダーなり上の人なりに、今後どうなるのか確認すればいいのでしょうが、
・・・それも怖いのです。
何といっても、私は所詮契約社員。下手に動いては藪蛇にもなりかねません。
結局、言われたことを言われたようにやるしかないのです。
今後、一体どうなることやら。
不安と緊張の日々が、また始まります。
なるようになるさ、と開き直るしかないのでしょうか。
・・・さ、まずは明日からだ。