私の母、83歳(昭和8年生まれ)。
自分の祖母のことを思うと、とんでもなく若くて元気です。
今日も帰ると、通販のカタログを眺めています。
見ていたアイテムは洋服。
ページをめくっては、これが素敵、とか、これがこうだったらいいのに、とか、欲しいと思うと必ず他のより高いのよ…とか言いながら楽しそうです。
「お母さんの歳で、そうやって何かを『欲しい』とかって心が動くのって、素晴らしいことだよね」
「あら、そう?皆あるんじゃない?」
「そう?『もう欲がないわ』くらいなもんじゃないの?」
「まぁねぇ…でも、ひとつ言えるのは、元気だからこそできるってことかしらね」
どっちもあり、なんだろうな。
元気だから、心が動くことに出会える。
心が動くことに出会うから、元気になる。
きっと、この相乗効果が全体的な健康を産み出していくのではないかと。
いくつになっても、年齢を言い訳にしない。
「私なんて」なんて言わない。
瑞々しい感性と好奇心を失わないように歳を重ねたいものです。