はじめまして。去年の12月に入社いたしました、小林と申します。


突然ですが「卓袱」って、読めますか?

このあいだの週末に、長崎旅行へ行ってまいりました。

向こうに住んでいる友人に案内をすべて任せて、女三人かしましく。

一番の目的は、中国の春節に合わせて行われる、長崎ランタンフェスティバル。

中華街周辺を中心に、街中がランタンの灯りに煌めく幻想的な祭りです。

他にも、修学旅行以来のグラバー園や、

教会と寺院と古い町並みと外海の雄大さが混在する平戸を巡りました。

さて、「卓袱」のお話。

長崎は白身魚やカステラをはじめ、食べ物も美味しいものばかり。

長崎ちゃんぽんと並んで、とくに有名な名物が「卓袱料理」。

そう、しっぽく料理です!

卓袱(しっぽく)とは朱塗りの円卓のことだそうで、身分を問わずみんなで囲む食卓です。


卓袱料理は、日本の精進料理の配膳形式に、唐や蘭の分化を取り入れて、

和食と中華が混ざったような、今の形になったのだとか。

美味しい食材と、外国の文化が、たくさん流れ込んだ長崎ならではの卓袱料理。

まだ味わったことのない方は、現地でぜひ、お試しください。

卓袱料理とは無関係ですが、お土産には「梅の実ひじき」がおすすめです。

カリカリ梅とひじきのコラボレーションで、ごはんがすすむすすむ!


天高く、小林肥える、長崎旅行でした。