久しぶりの更新になってしまいました!
もうすぐ5回目の誕生日を迎える愛犬Vivienを
相変わらず、盲目的に可愛がっております♡
ワンちゃんより人間大好きなVivien ですが
最近はお散歩先で新しいワン友が増えてきて
嬉しそうに駆け回る様子に、どこかでホッとしております。
まるで幼稚園にようやく馴染んだ我が子を観ている
親のような気分なのです。
さて、最近の私自身の周辺はどうだったかというと
様々な恋模様が展開しておりました!
その様子を見ていて、なぜか私まで学ばせてもらったことも多々あり・・・
その中のひとつが
いつも、最後には振られてしまうパターンを繰り返す女性
のお話。
社交的で美人の彼女は男性からも人気の的。
せっかく素敵な男性と巡り合ってもいつも同じパターンで振られてしまうのだそうです。
それは何故なのか??
お話を聴いていてわかったことは
私はいつも振られる女という彼女の思い込みが、
彼に振られる行動をさせていたのです。
正に、思考は現実化していました
わたしたちは、どうしても過去の経験をベースに
物事を判断してしまう傾向にあります。
それも無意識のうちに・・・
彼女も過去の経験から、
また振られてしまうのではないか、という不安がいつも胸中にありました。
冷静に考えたら、過去の経験と今の彼とは全くの無関係なのに
彼女は、
過去と同じ展開をするかもしれない、という不安のシナリオを
勝手に作ってしまっていたのですね
何かにつけて
現実ではないその不安のシナリオを繰り返し繰り返しイメージするうち
現実の見方が歪んできます。
そしてついに!
その不安を、現実に、彼へぶつけてしまうことになるのです。
例えば、朝彼に送ったLine。
仕事で一日中忙しくしていた彼がようやく返信したのは夜。
私のことが気にならないの・・・
どうして連絡をくれないの・・・
私を大切に想ってくれていないの・・・
私のこと、本当に好きなの?
不安のシナリオに合わせて現実を解釈している彼女からは
次々とこんな言葉が出てくるのです
ところが彼の方は
仕事が無事終わってからの彼女とのひと時を
とても楽しみにしていたのです。
彼女との幸せな時間になるはずだったのに
その彼女から責められてばかりでは、彼の心にも迷いが生じてしまいます。
こうして現実とはかけ離れていた不安のシナリオが
どんどんと現実へと変わっていってしまうのでした。
この不安のシナリオが出来上がる理由は
私はいつも振られる女
という思い込みから生まれる思考のクセなのです。
この思い込みが不安の種になり、
ひとりでは抱えきれなくなって、彼を責める、という行動に結びついていくのです。
彼女はこのことに気づいてから
自分を客観的に見るよう、心がけました。
今まで彼女は、「不安」を選んでシナリオを書いてきた。
ということは、「不安」以外の選択肢を選んでシナリオを書いたら
結果は変わってくるのではないか、と考えたのです。
一番効果的だと仮定した選択肢は
一旦冷静になって現実を解釈する事。
不安がよみがえってきた時には
一旦それを横に置いて、「不安」ではなく「冷静さ」を選ぶことを意識しました。
不安な気持ちを打ち消すわけではないので
自分の本心を無視するわけではないのです。
あえて、「冷静になってみる」ことを選ぶのです。
なのでどこかにモヤモヤした気分が残ることもあるそうですが
自分を客観視し、一旦冷静になってみることに、だんだんと慣れてきたそうです。
すると彼とのぶつかり合いも減って
過去の経験と彼とは、全く別なのだ、ということを
実感できるようになってきたのです。
いい兆候です
これを続けていくことで、彼との信頼関係も固くなって
否定的な自分への思い込みも改善されていくはずです。
過去の経験から、学ぶことって、確かに沢山ありますよね。
でも・・・
過去を切り離して今を見る
ということも時には必要なのだと思うのです。