振り回されない人生を送る! 『媚びない人生』おすすめの自己啓発書 | 映画・本の紹介、感想、レビュー

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『媚びない人生』


ジョン・キム (著)


出版社: ダイヤモンド社 (2012/5/25)


社会を変えるには時間がかかるが、自分の内面の革命は、この瞬間に起こすことができる。


本書では、人生を支える真の自由を手に入れるための考え方や行動指針を提示した。


従順な羊ではなく、野良猫になれ。



ビジネス書・映画DVD紹介、ビジネスコラム【大阪WEB制作 ビューコム】-媚びない人生


この本は、慶応義塾大学大学院 准教授のジョン・キム先生が、ゼミの最終講義「贈る言葉」を元に書かれた本です。


今の日本では、自然体で生きている人は多くないのではないか、他者や社会のモノサシに翻弄され、振り回されてしまっていないだろうか。


自分に誇りを持ち、自分を信じ、自分らしく、媚びない人生を送ってほしい、そんな想いから熱く語った心に響く、人生の指針となる本です。


「感情」「思考」「言葉」「行動」の4つの内面を強くすることで、自分の人生の指揮権を取り戻すことができる。


かといって、社会では自我を押し通すことはできない。


社会・他者との関わりで、どううまく付き合い、どう自我を確立していくのかを説く。


自分でコントロールできない不可抗力には逆らわず、自分でコントロールできる領域を増やしていくこと。


他者や社会への視点を排除して、自分の内なる問題として捉え、自分を信じながらも自己の未熟さを認識することが、自分を強くしていく。


今の瞬間を精一杯生きる。次の瞬間死んでも自分自身が誇れる人間であるために。


他人の目を気にしすぎて苦しむな。


もがいている自分は正しい、自分の人生に真摯に向き合っている証拠。


人生の価値は自分が自分をどれほど信じたかで決まる。


絶対不可侵領域としての自己を確立し、どんな状況でもそれを貫くこと。


この本には、悔いのない幸せな人生を送るためのセンテンスが詰まっています。


光明を見出すと共に感動する、人生の指針となるすばらしい本です。


特に、思い悩んでいる人、振り回されている人にとっては救いとなる本です。


また、社会・他者との接し方、幸せな人生・自由な人生を歩む教訓となる万人向けのおすすめの本です。



内容紹介(Amazonより)


「自分に誇りを持ち、自分を信じ、自分らしく、媚びない人生を生きていって欲しい。そのために必要なのは、まず何よりも内面的な強さなのだ」


著者が、家族同様に大切と考えているゼミ生の卒業へのはなむけの言葉「キムゼミ最終講義 贈る言葉」がこの本の原点になっています。


将来に対する漠然とした不安を感じる者たちに対して、今この瞬間から内面的な革命を起こし、人生を支える真の自由を手に入れるための考え方や行動指針を提示したのが本書『媚びない人生』です。


韓国から日本へ国費留学し、アジア、アメリカ、ヨーロッパ等、3大陸5か国を渡り歩き、使う言葉も専門性も変えていった著者。その経験からくる独自の哲学や生き方論が心を揺さぶられます。


「従順な羊ではなく、野良猫になれ」

「瞬間を生きる。次の瞬間、死んでもいいように」
「結果に対する全責任を負う決意に基づいた選択は、常に正しい」
「若い時代の漠然とした不安というのは、ネガティブな証拠なのではなく、ポジティブな証拠なのである」

「努力してなかなか結果が出ないときほど、喜ぶべきだ。最終的に得る結果は大きくなると信じて、努力し続ければいい」

「社会にある分類は、実は自分の力で超えられる。誰も見たことのない地図へと塗り替えよ」

「クリエイティブは、事前許可なしに生まれる。事前許可なしで動ける人間であれ」

「目的地がない船には、どんな風も順風になることはない」

「肯定のオーラの起点となる。与えることに喜びを感じる人になる」

「ボーダーを超えた異端児は、社会に対する説得のプロセスと証明のプロセスを経て、社会のリーダーになっていく」
など、著者の熱い言葉にやけどしそうになります。


「人間は確実に死ぬ。死んだ後に、君はどんなふうに人々に記憶されたい?君の生きた証しというものについて、君はどんなふうに今、語れるだろうか」

著者が、若い人たちにこの質問を投げかけると、多くの人が言葉に詰まり、やがては大粒の涙をこぼし始めるといいます。

みんな一生懸命に生きている。必死で目の前の物事と格闘している。しかし、思うような結果が出せない。


自分が努力していることが自分の目指す明るい将来につながっているのだろうか、と不安になり、この質問の答えがわからなくなり涙があふれるのです。

著者は、そんな時「他人の目、他者の目を意識するな」「そうやってもがいている自分は正しい」という言葉を贈ります。

「君の涙は自分と、自分の人生に真剣に向き合っている証拠なのだ」と。著者自身もそうだったのです。


「自分と向き合い、悩みなさい。そして、どんな瞬間においても、自分のことを信じなさい」という著者の言葉が、体に染みこみずっと心の中にあふれていきます。


この本は年齢を問いません。青春の志にあふれる方には是非読んでいただきたい1冊です。


媚びない人生/ダイヤモンド社
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