出演:エマ・ストーン, ヴィオラ・デイヴィス, オクタヴィア・スペンサー, ブライス・ダラス・ハワード, ジェシカ・チャステイン
監督:テイト・テイラー
製作:2011年アメリカ
DVD発売日: 2012/09/19、時間: 146 分
世界を変えるきっかけは、家政婦たち(ヘルプ)の勇気と1冊の本、そして、トイレ…?!
キャスリン・ストケットのベストセラー小説をテイト・テイラー監督が映画化したヒューマンドラマ。
上流階級に生まれた作家志望のスキーターは、白人社会における黒人家政婦たちが置かれた立場に疑問を抱き、彼女たちへのインタビューを試みるが…。
この映画は、ヘルプと呼ばれる黒人家政婦を差別する白人上流社会の実態を重くならないように表現した作品です。
ストーリー展開はヘルプさんの目線での日常を通して描かれています。
黒人家政婦に母親代わりに育てられ感謝している作家志望の若い白人女性が、不当な差別の実態を出版し社会に訴えたいと情熱を注ぐ。
しかし、黒人家政婦さんにとっては、インタビューに答えることは職を失うだけでなく、命さえ脅かされると及び腰になる。
黒人家政婦と白人の子供との微笑ましい関係を描き、彼女たちのささやかな日常での笑いを取り入れ、見る者を楽しませつつ、黒人差別のひどい実態を描いている。
あまりにも重たくなるので本編からカットしたシーンが別に収録されているほど、監督がこだわった点は功を奏していると思う。
悲痛さで目を覆いたくなることを避けつつも、きっちり、ひどい差別の実態を描き、人間の本質に迫る主張がなされている。
黒人家政婦曰く、白人の子供はかわいいく、いい子で育て甲斐がある、でも大きくなると黒人を差別するようになってしまう。。。
あるきっかけで黒人家政婦ももう黙っていられないとインタビューに答え、出版に協力する決意をする。
作家志望の女性と黒人家政婦の勇気ある行動と情熱に心打たれます。
周りに、社会に屈せず、正当な主張をし、すっきりした彼女たちの心が晴れた笑顔が印象的です。
人間の醜い面を戒め、どうあるべきかを問う非常に価値あるおすすめの映画です。

内容紹介(Amazonより)
世界を変えるきっかけは、
家政婦たち(ヘルプ)の勇気と1冊の本、そして、トイレ…?!
『ヘルプ ~心がつなぐストーリー~』
2012年 第84回アカデミー賞(R)(助演女優賞)受賞! 全世界を席捲した勇気と感動の物語
“ヘルプ"とはお手伝いをする人。かつてのアメリカ南部では黒人家政婦たちのことを意味していた。しかし、自由の無い時代に様々な苦しみを抱えて生きている家政婦たちこそ、声にはできない自分たちの叫びを聞いてくれる誰かの“ヘルプ"が必要だった。
主役のスキーター役にはハリウッドの注目若手女優エマ・ストーン。エイビリーン役にヴィオラ・デイヴィス、そして本作でアカデミー賞助演女優賞となったオクタヴィア・スペンサー、さらに『ツリー・オブ・ライフ』のジェシカ・チャステインをはじめ、実力派女優たちの見事なアンサンブル演技が堪能できます。
■ストーリー
作家志望のスキーターは南部の上流階級に生まれ、黒人家政婦の存在が当たり前の地域社会で育ってきた。
だが、大学から戻った彼女は、白人社会で家政婦たちが置かれた立場が、もはや当たり前には思えなくなってくる。
そして、身近な家政婦たちに現状に対しての想いをインタビューしようと試みるが、彼女たちにとって真実を語ることは、この南部という地域社会で生きる場所を失うことを意味していた…。
そんなある日、白人家庭に黒人専用トイレの設置を義務付けようと活動する、スキーターの女友達の家で働いていたミニーが、トイレを使用したため解雇されてしまう。
誰もが口をつぐむ中、ミニーの親友のエイビリーンが勇気を出して、ついにスキーターのインタビューに応じた。
そしてその小さな一歩は数多くの勇気へと広がり、やがて彼らを取り巻く社会を根底から揺るがす大事件へと発展していく…。
映画「ヘルプ~心がつなぐストーリー~」公式サイト
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