劇場公開中の映画 『君への誓い』を観た感想 -記憶を失った妻への愛- | 映画・本の紹介、感想、レビュー

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6/1劇場公開の映画 『君への誓い』 
全世界で大ヒット、爽やかな感動を呼ぶ実話に基づいた真実のラブストーリー!
「きみに読む物語」のレイチェル・マクアダムスと「親愛なるきみへ」のチャニング・テイタムが主演するラブストーリー。





6/1劇場公開の映画『君への誓い』を観てきました。

新婚の夫婦が交通事故に遭い、妻が夫との記憶を失ってしまうというストーリーです。

夫は妻に記憶を取り戻してもらいたいと必死になり、妻も夫との記憶がないことに苦しむ。

妻は夫との出会い~結婚生活の間の記憶を全く失っており、両親、姉、元恋人、友人との記憶は一部喪失しているもののあるのです。

記憶にない見知らぬ夫より、両親、姉、元恋人にすがるかのような気持ちもわからなくはありません。

記憶は歴史の重みが関係しているのでしょうか。

記憶を失くしてしまった夫婦間の愛はどうだったのでしょうか。

夫婦間の焦り?苦しみにもそれぞれ隔たりがあるかのよう。

夫は妻を愛しており、妻にも自分を愛していた記憶を取り戻してほしい、それがかなわぬなら初めから恋愛しなおす覚悟なのです。

妻は、思い出せない記憶に焦る。

妻のまわりの人間は、思い出させたい記憶、思い出させたくない記憶があるのか、それぞれの人の思惑が交錯する人間模様。

妻の記憶は戻るのか、夫婦の関係は、妻とまわりの人達との関係はどうなるのか、非常に興味深い内容です。

考えてみると、辛い過去や、嫌な過去はいっそ消し去りたいものですが、いい思い出があるのか、悪い思い出があるのかも全くわからない空白の期間が存在するのは苦しいでしょうね。

この映画は真実に基づく映画であるからか、詰め込みすぎて、インパクトに欠ける脚本になってしまっている感じもしましたが、よくよく考えますと観る人の感じ方・捉え方によっては意義深いものとなり、考えさせられるいい映画だと思います。

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ストーリー(映画「君への誓い」オフィシャルサイトより)

親しい友人たちに囲まれ、結婚式を挙げたレオとペイジ。
幸せな新婚生活も束の間、交通事故でペイジは記憶を失う。
レオと出会ってからの数年間がスッポリ空白となり、夫であるレオは彼女にとって見知らぬ人。
戸惑うペイジを、切なく見つめるレオ。彼女の記憶が戻らないと悟ったレオは、出会いからやり直す決心をし、彼女に恋のアプローチを開始する。
しかし、そんな二人の前にペイジの両親や元婚約者が立ちはだかり……。
全世界で大ヒット!爽やかな感動を呼ぶ、実話に基づいた真実のラブストーリー!

2012年アメリカ映画

上映時間:1時間44分

キャスト:レイチェル・マクアダムス、チャニング・テイタム、サム・ニール、スコット・スピードマン、and ジェシカ・ラング

監督:マイケル・スーシー

脚本:アビー・コーン&マーク・シルヴァースタイン、and ジェイソン・ケイティムズ


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