なにもないシアワセ!おすすめマンガ本『大東京ビンボー生活マニュアル』復刻版
前川つかさ (著) 、出版社: イースト・プレス (2011/9/13)
やさしくノスタルジックで暖かい風が吹いていた、あの永久不滅の名作が、新作描き下ろし6編等を加えて復刻!
知恵と体力をフル活用、お金をかけない快適生活のススメ!
疲れたあなたをそっと癒す、究極のスローライフコミック!
主人公コースケは、6畳一間の木造ぼろアパートに住むお金はないが優雅にほんわかした生活を送っている青年。
何もない部屋に、自信たっぷりの主要ビンボーグッズで何不自由なく暮らす。
●新聞紙・・・畳の上にじかに敷く机の代わり。たまに駅のごみ箱などで拾ってきて取り替える。
●空き缶・・・灰皿代わり。コーラの缶などは使い捨てになるので、半永久的に使えるシャケ缶などを良く洗って使用するのがおすすめ。
●電気ポット・・・ガスがないので、唯一の調理器具。インスタントコーヒー、カップ麺のときに活躍する。
●紙袋・・・浮浪者ご用達のように、何にでも使える機能性の高い、現代のふろしき。
●皮靴・・・靴だけはピカピカに磨いておく。これによってビンボーが単に前近代的なものから超近代的な思想とファッションを取り込んだライフスタイルとして活躍するのである。
●ぶりきのカップ…唯一あるカップ。コーヒー用、ハミガキ用の兼用である。
●万能アーミーナイフ・・・包丁・缶切等これ一1つで全てまかなう必需品。
●電話帳…まな板代わり。隣の学生から新聞広告をもらい電話帳の上に敷いて使う。
これは節約本ではないのです。
お金はなくとも、生活を謳歌できるのです。
彼女もいるし、ほんわかしたいい青年なのです。
のり弁をこよなく愛し、優雅にインスタントコーヒーを飲む主人公を見ていると無性にのり弁を食べてインスタントコーヒーが飲みたくなります。
そんなあくせくしなくとも、無理しなくても、楽しく幸せに生きられるよと言われている感じがします。
彼を取り巻くご近所さんとの心温まる物語を描いたビンボー生活マニュアルなのです。
本作の初出は、1986年~1989年「モーニング」に連載、当時が懐かしくも、今現在も色あせない傑作です。
これはおもしろく、癒されるおすすめマンガです!
★日経 WEB GOETHE
でも紹介されていました。
内容紹介(Amazonより)
おでん、夜のプール、落ち葉のにおい、それに君の温度・・・・・・。
やさしくノスタルジックで暖かい風が吹いていた、あの永久不滅の名作が、著者ベスト・セレクションでついに復活。
今回新たに【その後のコースケを描いた新作描き下ろし6編】に、【作者ロングインタビュー】、
【作中の食べ物や店を紹介する大東京ビンボー散策】などの新規ページも充実。
風呂無しトイレ共同の下宿に住む主人公・コースケと周囲の人々のあたたかい交流や、移り行く季節、日々の小さな出来事などを丁寧に描く、なにもないけれど最高に贅沢な時間を、六畳一間よりお届けします。
肘張らない、がんばらない、そんな心もとない日に、読んでください。
著者について
前川つかさ(まえかわ・つかさ)
福島県出身。漫画家。1987年「モーニング」誌上にて『大東京ビンボー生活マニュアル』を連載、人気作品に。
1989年、「ビッグコミックオリジナル」(のちに「週刊ポスト」に掲載誌を変更)にて『票田のトラクター(原作:ケニー鍋島)』を連載。
ほか『路地裏のヒーロー』『バクとコムギ』『ラストオーダー』『人情の湯へいらっしゃい』『ボクのシアワセ』など。
