今日の日経新聞夕刊の記事
『私が調べます』
「銭湯の黄色いおけ、関西は小ぶり」
という面白い記事がありました。
※写真:日経新聞夕刊記事より
銭湯によくある、内外薬品の解熱鎮痛薬「ケロリン」の広告が入った黄色い風呂桶。
関西の方が一回り小さい。
実は、関東版と関西版があり、大阪、京都、兵庫以外はすべて関東版が置かれているそうです。
関東などではカラン(蛇口)から出る湯で体を洗ってから浴槽につかるのが一般的。
関西では最初に浴槽から風呂桶で湯をくみ、掛け湯をして浴槽につかる。
大阪在住の私にとって、掛け湯が実は関西のローカールだったという事実を知って驚きました!
また、浴槽の位置にも違いがあるのです。
全国的には浴場の入口付近にはカランが並ぶ洗い場があり、浴場の奥に浴槽があるのが一般的。
しかし、関西では浴槽が浴場の中央にあり、その周りに腰掛けられるよう段が設けてある。
ここに座って浴槽の湯をくんで体を洗う人もいるのです。
そして浴槽をぐるりと囲むように洗い場が並んでいてカランの下に桶を置く台があるのが関西の特徴。
だから、関西では浴槽から湯をくむのに大きい桶は重く使いづらい、浴槽の湯が減るという銭湯側の事情もあってか関西からの要望で桶が小さくなったとか。
う~む、面白い!
私は、会社員時代1年間東京勤務で生活していて何度か銭湯に行ったのですが、この違いに当時は気づきませんでした。
今思い出すと、2か所の銭湯に行ったことがありますが、おぼろげながら桶が深くて重く感じた記憶がかすかにあります。
確かに奥に浴槽があり段はなく、また、カランの下に台はなかったです。
う~ん、悔しいその時そのことに気づいていたら、人にこの違いを熱く語れたのに。
しかし、当時遊びに来た大阪の友達とも関東の銭湯に行ったけど誰も気づいていなかったなあ。
みんな鈍感やあ。
しかし、この記事は、関東から大阪に赴任した記者が大阪の銭湯に入って、違いに気づき調べて書いたとのこと。
問題意識、着眼点がするどいですねえ。
いかに私がぼやっとしているか、センス研ぎ澄ましとかんとあかんでと思ったのでした。


