娘がSコースに昇格して、最初の週テストが先日ありました。
結果は、見事にSコースの洗礼。偏差値40台でした。
娘は私の前では
「こんなに悪いの久しぶりだなぁ」
と、かなりあっけらかんとしていました。
その反応を見たとき、私はまず安心しました。
あんなに頑張ったのにどうしてだ、私はダメだ、みたいな受け止め方をしていたら少し危ないなと思っていたからです。
ただ、あとで妻から聞いた話では、やはり多少は落ち込んでいたようです。
妻が帰宅したとき、娘は横になっていて、「勉強やりたくない」とも言っていたらしい。
これは私としても想定の範囲内です。
結果をまったく気にしないのも、それはそれで健全ではないと思っています。
悔しい、しんどい、少し休みたい。
そういう反応があるのは自然です。
大事なのは、そこで全部が崩れるか、それとも受け止めた上でまた次に向かえるかです。
以前から何度も書いている通り、うまくいかない時にどう立て直せるか。
結局大事なのはそこなのだと思います。
いつも順調なわけではありません。
つまずくことも普通にある。
そういう時に、なぜこうなったのか、今後どうしたらいいのかを、自己肯定感を崩しすぎずに分析し、次の行動に移せること。
それが長期的に伸びていくうえでかなり重要なのだと思っています。
娘は小5の初めに塾に入りました。
最初は組分けテストや週テストの仕組みも、正直私自身よく分かっていませんでした。
その価値もよく理解しておらず、普通に週テストを飛ばしていた時期すらあります。
Aコースから始まったのですが、Aコースの週テストで偏差値70以上を取ったときは、母集団の違いも深く考えず、「ああ、この子はできるんだな」と単純に思ったものです。
ところが、初めての組分けテストでは偏差値50台前半。
そこで初めて、「あれ?」となりました。
そこからA・B・C・Sというコースの意味や、母集団の位置取りなどを調べて、ようやく全体像を理解しました。
受験を目指す親としては、かなり疎かったと思います。
その後は、以前書いたように、問題分析をして、週テストをきちんと取りにいく方針に変えました。
A→B→C→Sと、一段ずつ上がってきました。
最初の頃は理科や社会、算数も一緒に対策していましたが、今は完全に自力で対策して、Sコースに自力で昇格しています。
今回の結果についても、感情だけで見るべきではないと思っています。
客観的に見ると、今回の問題はかなり難しく、上位層でも全体に点数が伸びていませんでした。
分布も平均点付近にかなり固まっていて、1点違うだけで順位が10人以上動くような状態でした。
こういうテストでは、偏差値はかなりブレます。分布が平均点に密集しており標準偏差が小さいからです。
極端に言えば、同じ実力帯にいても、、少しの上下で見かけ上の偏差値が大きく動いてしまう。
だから、今回の数字に過剰な意味を持たせる必要はないと思っています。
ただし、それは「結果なんてどうでもいい」という意味ではありません。
模試や週テストは本番ではありませんが、本番のための練習ではあります。
だから、無視していいわけではない。
今回の結果をきちんと受け入れ、どこが悪かったのかを見て、次に活かす。
その作業には十分意味があります。
私が避けたいのは、
成績が良い → 少し手を抜いてもいい
成績が悪い → やる気がなくなる
という流れです。
そうではなく、
成績が良い → この調子で続ける
成績が悪い → 何が悪かったかを見直して次に活かす
この形で回していくことが大事なのだと思っています。
どんなに優秀な子でも、勉強には一定の努力と時間をかけています。
確かに、頭の良い子ほど効率や上限は高いのかもしれません。
それでも、受験は結局
やるか、やらないか
長く崩れずに続けられるか
この比重がかなり大きいと思います。
娘にとって今回の結果は、
「Sコースはやはり甘くないな」
「もう少しギアを上げる必要がありそうだな」
その程度の意味合いなのだと思います。
実際、Cコースに上がったばかりの頃も、偏差値50を切っていました。
でもそこからまた、少しずつ対応して上がってきた。
そういうステップアップの経験があるからこそ、今回も多少落ち込みながらも、最後は前を向いて次に行けるのだと思います。
順調な時より、うまくいかなかった時の反応の方に、その子の土台は出ます。さらにその先があるかも見えてきます。
今回の結果は確かに厳しかったですが、親としては、点数以上にそこを見られたことに意味があった気がしています。