■11月3日は日本国憲法公布日(1946年)、5月3日は日本国憲法施行日(1947年)ということで、昨日は前者に当たっていました。もともとは、明治天皇誕生日だそうです(熊日新生面20261104)。

 

 その熊日に「憲法揺らぐ平和主義」という記事があり、その中に、次の小見出しがあります。

 

「主権者教育 中立性に苦慮」「学校現場 批判リスク拭えず」

 

 この記事中に、次の文面があります。

 

憲法改正の手続きを定めた国民投票法は2007年に成立した。投票権者は18歳以上で、若い世代が国民主権を体現し、国の最高法規の行く末を決める機会に参加できる。だが授業で模擬選挙などを実施し、現実の政治課題も扱う主権者教育のハードルは高い。現場から中立性への配慮に悩む声が聞かれる。

 

 これは中立性の問題ではなくしてアウトでしょう。憲法改正の模擬選挙をするだけで、「改正」を志向しているという感じになるからです。確か、教育公務員は、「日本国憲法を遵守します」と、「宣誓」したはずです。

 

 生徒が自由に考えるのは問題なし、でもそれを授業するとなると、私的には、中立性どころか、そんな問題ではないと考えます。

 

 

■ずっと以前、確か20年近く前だったか、教職界でも、憲法改正の運動がでてきた時期がありました。しかし、私もでしたが、「いや、それって、宣誓違反では!」という論調となり、一気に、その運動は下降した経緯があります。

 

 確かに、いわゆる首長や議員の選挙ではありでしょうが、憲法となると、授業は不可ではないでしょうかね。少なくとも、私はそう思うので、この記事はどうなのかな?とは感じた次第でした。