■熊日(20260806)のコラム「新生面」に、司馬遼太郎氏の文章が掲載されています。

 

 司馬氏曰く、

 

 人間は空気と水、土といった自然なしには生きられない。だから自然を敬い、自然の一部である人間同士についても尊敬し合ってほしい。人へのいたわりを身に付け「自分にきびしく、相手にはやさしく」という自己を確立してもらいたい。そうして「たのもしい」君たちが「科学と技術を支配し、よい方向に持っていってほしい」

(『二十一世紀に生きる君たちへ』)

 

 言われていることは至極真っ当なことで、その通りだと思います。

 

 ただ、「自分にきびしく、相手にはやさしく」というのは、可能なのでしょうか。

 

■これは自らの体験なのですが、自分自身もどちらかというと、「自分に厳しい」タイプです。だからでしょうか、相手に対してもそれを望んでしまいます。

 

「なぜ、やらないの?」「前に言ったよね!、なぜ?」

 

 こう考えてしまうのですね。これは、私だけのみならず、自分に厳しい方は、相手にも厳しいように思います。

 

■これが正しいとすれば、「自分に厳しく、他人に優しく」は、修行ですね。難しいです、ハイ!