■どこぞやの中核都市は、タブレットをいれたばかり?に、学力テストの結果が下がり続けています。

 

 今までと変わったのは、これですので、この影響が大きいのかなと、個人的に考えています。

 

 そんな時、朝日新聞で連載が始まっています。

 

「学校をひらく」 第1回は具体的に教科書の一文を示して、正しく読み取れているかを試しにやってみて!という記事でした。

 

■そして今回の第2回は、「読解力と学力 伸ばすには」ということで、記事があります。

 

 執筆者は、国立情報学研究所の新井紀子氏です。

 

 結論はこうです。

 

1)各教科の教科書を中心に、視写や聴写、音読に取り組むこと

 これが身について初めて「考える」学力が向上するのです。

 

2)教科書を読み解くことを授業の中心に据えること

 学びのための共通基盤で、しっかりと児童全員の学力を高めないことには、「対話」もままならないのです。

 

■正論だと思います。

 

 私は教室が以前以上に2極化しているのではないのかと、考えています。

 

 つまり、読解力のある子どもたちはタブレットで調べ学習や、まとめたり、情報発信したりしていいでしょう。さらに、友人と対話して、学びが深まるでしょう。

 

 しかし、読解力がままならない子どもたちに、タブレットを与えたらどうなるか、先が見えているのではないでしょうか。

 

つけるべきは、「基礎基本」なのです。

 

 多くの高学力国で、デジタル教科書を廃止したり、SNSを制限したりする中、日本だけが逆を行っています。

 

 これは、多くの国が節約しているのに、経済活性化を図っている、資源や食料のない国、日本と二重写しになっていないでしょうか。

 

 しかも、トップの視察がよく行われているのですが、場所はどこか、附属小中学校や特区です。ここは、一定の試験に合格した子たちの集まり、つまり基礎学力を有した子どもたちや、これまでの実績のある子どもたちの集団です。

 

 ここを視察しても、公立学校の実態は見えないのではないでしょうか。

 

■これからの学校が、教育がどうあるべきかというのは、公立学校を視察しないと、見えないのだと思います。次期学習指導要領が検討されているのですが、日本は諸外国に学び、追いつき追い越せの気概が必要なのではないでしょうか。

 

 今、最も必要なものは、文字(漢字)が書けるのか、計算ができるのか、教科書が読めるのか、友人と対話できるのか、これらの基礎基本をこそ、小中学校、特に小学校では重視すべきではないでしょうか。

 

 ピラミッドはなぜ、数千年前に建てられているのに壊れないのか、それは土台がしっかりしているからですよね。

 

 その土台はどこで作るのでしょうか、義務教育ですよね。基礎を高めてこそのタブレットやAIではないでしょうか。